気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

ガチャコンに 薩摩守が 溢れた日 <壱>(2022.10/16)

※10/23 10:00更新

● 始まりはいつも唐突 ● いきなり無料の貼り紙

 あれは夏の最中だった。いきなり「全線無料」の掲示がなされてファンの頭の中は「???」。そのうち真相を突き止めたファンが現れて、ほどなく駅や車内にも「ありがとうフェスタ2022」のポスターが。そしてその後にHPへUPと相成る。この辺のところ、どうにかなりまへんかね。
 「ありがとうフェスタ2022」は沿線8地域ほどの連携イベントと同時開催される。だがその各地の内容がなかなか見えてこない。日野地区のように早くから内容を決めて告知している地域もあったのだが、近江鉄道のHPにリンクが無いので探すのも一苦労。写真は水口地域の掲示の例。大掛かりなイベントが予定されているのに、その地域にポスターが貼られているだけと云うのは本当に勿体無い。 (10/9撮影)

 各地域のイベントの内容がやっと纏められてパンフレットとなって配布されたのは10/11の夕刻。遅いわ。それに近江鉄道の改札で配るってどやの。普段利用されない方を呼び込みたいのなら、外へ向かって配布すべきとちゃうの(してたかもしれんけど)。


 パンフレットと同じ内容がHPにもUPされたのは10/13。遅すぎるわ。最低でも一週間前、でもやっぱり1ヶ月前位には知っておきたいところ。何とかしてぇや。いっつもそやで。

● 当日の無料貼り紙 ● どんな掲示すんねやろ?

 車内には運転席後ろに貼り紙。知らずに運賃を支払いに来た人向けだろうか。 (302号車)

 駅では改札口に貼り紙。ちょっと小さくて目立たないかな。でも当日には利用者には知れ渡っていたので、これで良かったのかも。 (日野)

 でも何で、改札の島の中に駅員が立つの? (八日市 7:21)

● ちょっと日野に ● 駅舎なないろ5周年祭

 「ありがとうフェスタ2022」メイン会場の彦根に向かう前にちょっと寄り道。向かった先は連携イベント開催地の一つ、日野。日野駅前では時折催事が行われているので、大規模ながら手慣れた様子で準備が進められているように感じられた。 (8:01)

● 混み出した ● 普段の朝ラッシュ時並み

 日野から八日市に戻る時の列車8502レは「やはり乗客は多いな」と感じる程度の混み具合で立ち客も多く見られた程度だったが、乗換列車となる近江八幡彦根直通の9200レは満員。一方 “すいてつ” は「ありがとうフェスタ開催記念ヘッドマーク」取付列車を探して京セラ前に移動。この時の5807レは空いていた。
 京セラ前からは彦根行き8200レに乗車。この103FはHM取付候補と考えていたのだが無板だった。 (京セラ前 8:56)

 車内は彦根到着時まで朝ラッシュ時を少し上回る程度の混み具合。立ち客同士が触れ合うほどでは無い。でもこの混雑に慣れていない利用者は多いと見え、乗降には時間を要した。駅では次の列車を待つ利用者の姿も見られる。

彦根駅 留置車もフェスタに参加 !?

 彦根車庫線ではこの日の運用を終えて入庫する101Fと長らく留置線を暖め続けている301Fが、共に「グループフェスタ」を表示して盛り上げている。

 車庫の前では「電車洗車体験」乗込用通路を整備中。

 「ありがとうフェスタ2022」の会場は駅の直ぐ傍。開幕は10:00。

● 大行列 ● 会場はこんなに混むの?

 「会場への階段はこちら」。会場方向とは反対側の階段を案内され「?」。駅前広場に降りてみてビックリ、何この行列!(右に大きく曲がり混んでから折り返している) 入場を諦めかけたが、やはり会場内の様子は見ておきたい。覚悟を決めて行列の最後尾に加わった。 (10:09)

 ところが行列は粛々と進んでいく。大行列の原因は手の消毒と検温だった。入場までに要した時間は20分そこそこ。会場内は思ったほど混雑していない。

 行列自体は列車が着く度に伸縮を繰り返し、途切れることは無かった。大盛況やね。

● 会場内 ● 新アイテム登場 !?

 今回はミニ列車の運行は無く、代わり(?)に101形のミニモックアップが登場していた。車番の書体は異なるがなかなかの出来。1/2位かな。室内側もそれなりに作られている。

 バスの部品販売コーナーは静かだった。以前のような車掌鞄や帽子、鋏は底をついたのか見あたらない。最近は方向幕もLED化されているので、旧方向幕の出品も少なく感じる。

 奥のプラカードは「電車洗車体験」の整理券案内。この時点で最終の13:30のみが配布前となっている。 (10:46)

 ところが整理券を求める行列が多くなり過ぎ、掲示時刻より早くに整理券を配ってしまったのだそうな。そんなコトしたらアカンで。
 ステージでは土山たぬきが頑張っている。些か暑い日だったので、演者は大変だったろう。 (10:51)

 ⇒次篇に続く