気ままな 汽車好き

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キハ75に乗りたい旅 みえ・名松線Ⅰ篇 (2024.12/16)

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● 本領発揮 ● 快速「みえ」

 名古屋駅で関西線に乗り換える。乗車するのは本日4本目のキハ75列車「みえ」。

 ・名古屋1337-2911D-1446松阪:みえ11号

 今でもたった2両の「みえ」。並行する近〇〇〇鉄〇名古屋線から中距離客を取り戻せていないことが判る。所要時間や運賃よりも運転頻度の影響が大きいと思う。
 一部指定席列車だが、列車案内表示に号数は出ないようだ。
 青春18きっぷ伊勢鉄道に対して無効なので、別払い。その他の切符でも伊勢鉄道運賃は別払いとなる例は多いが、此れを把握してない乗客は意外と多い。またICカード乗車券が有効なのは名古屋-四日市だけなので、以外の区間では車内精算する必要がある。車掌氏、かなり大変。
 松阪駅に到着。発車を見送る。(2911D 松阪 14:48)

名松線 JR東海唯一のタブレット閉塞線

 松阪駅ってこんな外観。乗換時間が長いので駅外のコンビニで食料を調達して戻って来たけど、駅前広場の鈴(?)にはどういう由来があるのだろう?
 快速「みえ」で松阪駅に到着した時には既に待機していた名松線キハ11名松線はJR線では越美北線と共に、いわゆるタブレットが残る貴重な路線。なお正確には松阪-家城が「票券閉塞」,家城-伊勢奥津が「スタフ閉塞」(越美北線も同じ)で、丸い輪っかの名称は「キャリア」。
 実は「タブレット」とは下方の丸い玉を指す言葉。( “すいてつ” 所有品)
 だがこの記事では総称して通称名の「タブレット」を使用する旨ご容赦願いたい。

タブレット交換 ● 家城駅

 ・松阪1511-417C-1548家城1601-417C-1635伊勢奥津

 家城駅には下り松阪行きが先に到着している。駅長氏は414Cから既にタブレットは受取済み。(414C 家城 15:47)
 417Cが到着して直ぐに駅長氏が「タブレット」を受取り、414Cにその「タブレット」を手渡す。
 暫し並んだままの417Cと414C。
 414Cが発車。(414C 家城 15:55)
 そして416Cの発車時刻少し前に、再び「タブレット」を持った駅長氏が現れる、と云うルーチン(撮れんかった)。この様な光景はJRが発足した頃は、まだ各地で見ることが出来た・・・しもたな、タブレット交換他の記録に精を出し過ぎ、キハ11車内を撮るのを忘れたぞ。
 家城駅は写真のように広い構内を持つ交換駅なので、さぞかし駅舎も立派だろうと思われるかもしれない。どうぞ駅舎写真をご覧あれ。

名松線勝手に応援団 ● 白山高校のキャリア教育

 家城駅の駅舎内に入ると、壁一面に貼られたポスターに目を奪われる。(下写真では扉の上)
 これは沿線の白山高校でのキャリア教育の一環の「名松線勝手に応援団」と銘打った活動。何れも力作なので松阪駅で撮ったポスターも合わせて一気に御紹介。余計な説明は不要やね。なお全作品は白山高校のHPで拝見することが出来る。

 ⇨ 次篇に続く