気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

マンション・リフォームへの道 ≪6≫ ロフト

*なぜリフォーム?
*リフォームするの? しないの?
*どの程度するの? 費用はいくら?
*リフォームの間どうするの?
  ・・・・・
 現在進行中のリフォーム計画を 随時報

● マンション・リフォームへの道:目次 ●

≪1≫ きっかけ
≪2≫ 予算はどんなけ許される?
≪3≫ 契約への道のり ①
≪4≫ 契約への道のり ②
≪5≫ 契約 ←前篇
≪6≫ ロフト ⇐当該記事
≪7≫ 引越し準備 ←次篇
≪8≫ 引越し本番
≪9≫ 遠距離通勤

何を今さら・・・ ● 社内基準を今頃持ち出すな!

 揉めた・・・

 

 煮詰まってきたと思えたプランが、突如みっともない形でしか実現出来ないと云われりゃ、そうなるわな。

躯体 ● ロフトを検討出来る広い上下空間

  “すいてつ” の住む階は室内高が高く(2750mm)床も深いので、浮き床構造になっている。上下の躯体間は3600mmもある。通常の階や普通のマンションではこれほど室内高は高くなく床も躯体に直貼りなので、ロフトは先ず無理(ロフトの床を下げれば可能ではあるが・・・)。そこでこの空間を有効に使おうと考えた。折角だからちょっとした遊びスペースも欲しいし。

俎上のプラン ● 具体化しつつあるはずだった

 4社のリフォーム会社と内容を詰めていく中で、早い段階でロフト及び天井裏収納はプランに入れていた。何かしら制約はあるものの、ほぼほぼ形が定まってきたのがこの状態。部屋Bの右端から黄色く塗った作業場にロフトを設け、作業場は躯体まで床を下げる(30cmほど)。またこの部分は、最大限天井を高くする。

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 部屋Aは浴室上の天井裏を利用し、ここもロフトにしようと考えた。だが部屋Aの右端は部屋幅一杯にロフトが取れるのに対し、浴室の天井裏は柱とパイプスペースに挟まれるので幅が狭くなる。そうなるとロフトが四角四面にならずコストアップになる。また浴室の天井裏部分は、ロフトの天井高がかなり低くなる。止む無くロフトは諦め、部屋Aから浴室の天井裏へと繋がる広い収納棚に変更した。

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 ロフトは実際には物置となったりベッド代わりになるだけかも知れない。でもこういう空間がある事で「いずれは・・・」と云う気持ちが持ち続けられるのは大事だと思う。

補強のために下に壁を設ける? ● 相撲取りでも載せるつもり?

 ところが部屋B右端のロフトはスパンが長いので、真ん中あたりの下に壁を設けて支えたいとS社は云いだした。な~に言い出すンや。□50位の鉄パイプを通したらエエやン。壁は20mm厚のベニヤなんやし、それで支えればエエやン。溶接不可?そんなモン要るかいな。フランジを壁に付けて(固定せずに)角パイプを載っければエエやン。やったこと無い?勉強不足や。現場の2500mmのスパンの棚なんか□50位の角パイプやし、その上には数100kgの荷物が載ってるんやで。しかも鉄って安いもんやろ。世の中にはなんぼでも普通に技術は存在するはずやで。もし自分が作るならアルミフレームを使う。30✕60材なら安く丈夫に薄く簡単に出来るやろし。
 もしロフトという概念がそうさせるのなら、広い棚と考えてくれればエエンやで。棚に何を載せるかは此方の責任やン。
 それにしてもそもそもこう云うのって、コッチがアイデア出すンやのうてソッチが考える事とちゃうの。

社内基準 ● 社内基準を知らずに打合せに挑んでたん?

 次の打合せ時にはS社は社内基準を持ち出してきた。それによるとこの形・大きさにロフトを作ろうとすると、105mm角の木柱を10本近く立ててロフトの床厚も200mmになるとのこと。2階建ての規定に準拠しているようで鉄骨を用いる考えは一切無いらしい。床厚が厚いのはスプリンクラーを通すからとのこと(アホか!)。棚という扱いには出来ない。広いので人が載らないと荷を出し入れ出来ないので、人が載る以上は棚扱いには出来ない。
 契約を1ヶ月も過ぎてから社内基準を持ち出すなんて、何を考えてる。そんなもん最初に検討しとかなアカンし、このような打合せは少なくとも2ヶ月前には済んどかんとあかん内容や。俎上のプランを実現出来る会社と契約することも出来たんや。
 ロフトでは無く家具(2階建てベッドの上段のような感じ)を組み入れることなら出来る。今其処で見積もりを取っている。ただ高くつく。
 ここまで話を混乱させといて、高くなるから顧客に価格を転嫁するなんてあまりに無責任。それに大体今議論しようにも、もっと具体性のある内容の提示がないと話にもならない。

家具扱いで決着 ● S社折れる

 結局当初の見積額を上回る金額はS社が負担し、アイアンロフトを設置することで折り合いを付けた。S社の負担に対し「ありがとう」の言葉も出なかった。万事解決した訳では無い。アイアンロフトは後付けなので壁付けには出来ず柱は建ってしまう。でもお洒落なデザインのようなので、許すとするか。製作会社は堺にあるらしい。一度見学させて貰おう。

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