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● 5/14は土曜日 ● 何故5/15(日)に行ったの?
G.W.(4/30~5/4の5連休)に休日を取られ5/14が操業日だったわけでは無い。一旦は旅客運用に就いてる近江鉄道の全編成がタブレット化されたのに、800形に関しては撤去が進んでいるので、現認出来ていない3編成に遭遇するには5/15の方が都合が良かったから。20回忌は既に過ぎているし、実際に法事日をずらす事も多いこっちゃし。
● びわこ京阪奈フリー切符 ● 切符とのコラボ撮影はトレンド?
近江八幡駅発初発電車で近江鉄道入り。乗車するのは赤電822F。放送設定を担う機器がタブレットから先祖返りしてからは、初の乗車。早速乗り込んで現認。(9100レ)
八日市駅で乗り換えるお茶電811Fも先祖返り車。跨線橋の窓を開けて撮りゃ良かった・・・(5803レ)
なお帰路は807Fだった。コレも先祖返り後初乗車。これで未確認だった3編成を全て現認。何と効率のいい事!(8102レ)
一方、貴生川駅で乗り換える信楽高原鐵道車はSKR501。この車輌には初乗車。これで信楽高原鐵道現有全車輌完乗!(523D)
車内は転換クロスシートでアコモはハイクラス。車端には「甲賀市」の銘板が付いている(初めて知った)。
沿線では腹の丸いタヌキが集団でお出迎え。
● 紫香楽宮跡駅 ● 終点まで行きたいのをグッとこらえる
終点信楽に向けて走り去る列車を、いつものようにホーム端から後追い撮影。
ホームでも、おタヌキ様がお出迎え。
駅前の案内板。以前は名所を陶器板に焼いて填め込まれていたように記憶しているが、更新されている。第二名神開通が大きな要因。
● 慰霊碑参拝 ● 信楽I.C.附近
慰霊碑の近くにあるのはShiga Safari Museum。線路や道路との位置関係はこんな感じ。事故当時は周囲に広場は無かったので、駐車場に対策本部が置かれていた。
道路の交通量も少なく、開けてながらひっそりとした慰霊碑周辺。
今年は参道(?)にプランターが置かれていて、前年とは雰囲気がだいぶ異なる。献花も多い。
● 帰途 ● 紫香楽宮跡駅
信楽駅で折り返してくる列車に乗車する。到着する列車をいつものように駅前の広場横(こんな小径あったっけ?)から撮ろうとしたが、生長した木々や矢鱈背の高い草に阻まれ断念。
仕方なくホームへと続く傾斜路から撮ったが、後追い撮影とあまり変わらぬアングルとなってしまった。(926D)
● 線路に変化が ● 消滅と出現
前年までは小野谷信号所は対向設備は撤去はされていたものの、信号機は残されていた。ところがその信号機までもが今は撤去されている。
そして対向設備のあった場所は、新たに植樹がされていた。対向設備の復活は完全に諦めたようだ。輸送人員が斬減する中で発生した新型コロナ渦。とどめを刺されたのかも知れない。(調べてみると2018年度に、既に廃止届出済みだった・・・Wikipedia)
もう一点変化があったのがコンクリート枕木。貴生川-紫香楽宮跡間の線路を見る限りでは、コンクリート枕木はレールのジョイント部に限られていたが、どうも全面採用へと舵を切ったらしい。
● 急勾配の先に ● 延々続く33‰
決して多くは無い沿線人口ではあるが、地元の方の想いが詰まった信楽高原鐵道。取り巻く経営環境も信楽に至る勾配も厳しいが、いつまでも走り続けて欲しいものだ。