気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

“キハ127系” に乗れたミニ旅 Urara初体験 (2024.12/15)

前篇はこちら⇒

● 上月へ ● 輸送改善事業区間

 2010年に輸送改善事業が完了、キハ127系を投入して高速化を図った姫路~上月は順調に乗客数を伸ばしている。なのに何で単行・・・

 ・姫路1125-837D-1236上月

 乗車するのはキハ127系の両運転台車、キハ122。加速はキハ126系と同様の2.1km/h/sで速い。クロスシートで快適なのだが、単行と云うこともあり播磨新宮辺りまでは立ち客が絶えない。おかげさんで車内写真を撮り損ねたわい。
 播磨新宮駅手前では立派な吊り橋が見えたので思わずパチリ。対岸の公園に渡る東山公園吊り橋と云うそうな。
 そして輸送改善事業の最果ての地、上月に到着(奥が播磨新宮側)。結構な山の中であり、よくぞ輸送改善事業を播磨新宮を越えて上月まで実施したものと感心する。そのおかげか上月までの乗客はローカル区間にしては多いと感じた、気のせいかな。
 キハ122は折返し播磨新宮行(手前方面)4850Dとなる。駅本屋の前に停車してるがこれはキハ127系折返し列車の停止位置(ホームが嵩上げされている)で、津山方面から来るキハ120系列車は奥の屋根がある部分に停車するので注意。11分後の後続列車2828Dに乗車するとき、かなり慌てた。
 駅舎を出るとに目の前は幕山川、橋を渡って振り返ると見えるのは大民家のような上月駅舎。
 やがて4850Dが発車。(12:56)
 駅間はしっかり軌道が整備されている。

● 折角なので津山行脚 ● キハ120に揺られる

 上月から先へ向かう列車は隣駅の佐用始発。時間があるので佐用まで一旦戻ることにする。ほどなくして乗車する2828Dが姿を現した。幕山川に沿うその光景は雄大。(13:05)

 ・上月1307-2828D-1312佐用
 ・佐用1322-2829D-1421津山

 姫新線が陰陽連絡線と出会う津山駅。陰陽連絡が津山で津山線因美線に分かれているのに姫新線は新見まで通しの一つの線区、当時どちらの物流が重要視されていたのかが窺える。芸備線も似たところがあるな・・・
 さて津山では朱色単色の国鉄色を引き継いだ(復刻した?)車輌達と出会う。ホームの雰囲気と云い、国鉄の香りがムンムン。
 ツートンの国鉄気動車一般色復刻車の姿も見える。キハ40系と一般色との組合せは元々存在しなかったので、未だに違和感は拭えない。

● 帰路 ● モハ226初乗車

 ・津山1433-2830D-1531佐用

 乗車してきた車輌がそのまま佐用行となって折り返す。佐用から先は姫新線の姫路方面との接続が悪いので、智頭急行線経由を選択。この接続、この列車に限らず全般的に悪いのは何故だろう。(写真は往路に撮ったもの)

 佐用1536-738D-1554上郡 ¥500

 佐用駅では上郡までの切符を購入する際、少々迷った。JRの券売機は直ぐに判るのだが、智頭急行線の自動券売機(食券方式)は通路反対側に突っ立っていながら目立たない。撮りゃ良かったな・・・
 上郡駅で乗り換える山陽本線の列車はモハ227系500番台Uraraだった。思わず初乗車!とTweetしてしまったが、桜井・和歌山・紀勢線のモハ227系(10000番台)で既乗だったんだなぁ、これが。でも乗車したのはモハ226だったので曲がりなりにも初乗車也。

 ・上郡1604-1320M-1616相生
 ・相生1618-3498M-・・・


 帰路はミニ旅の趣旨から云って姫新線を利用するべきだったかも・・・

<完>