気ままな 汽車好き

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懐鉄・南旅 白浜編 (2023.3/4)

前編はこちら ⇒

● 白浜 ● 紀伊田辺駅 1303-1326 白浜駅 明光バス12系統 ¥520 入場券購入時刻 13:32

 白浜駅の窓口は1箇所。先客も無く直ぐに懐鉄きっぷは購入できた。でも15分後に「くろしお」9号が到着すると長蛇の列に。購入するタイミングを誤るとエライことになるなぁ。もし路線バスを使用せずに普通列車で来ていたら、この長蛇の列が解消しないうちに到着するので購入は無理だったかもしれない。

 ・「くろしお」9号-白浜着 13:47
 ・2335M-白浜着 13:55 ⇒折返し乗車予定⇒ 14:08 白浜発-2330M

 きっぷの写真は和歌山駅と同じ「くろしお」で芸がない・・・と思ったらコッチは「スーパーくろしお」か。でも写真は浅香の大和川橋梁。せめて紀ノ川橋梁にしたらどう?

 白浜駅はその名とは裏腹に山合いにある。海は全く見えない。

 駅舎内には水族館・・・と云うよりただの水槽やな、こりゃ。

 駅前には観光客に備え、臨時バスも控える。実際「くろしお」からは多くの乗客が降りてきたが、臨時バスが必要だったかどうかは何とも・・・

 右端のバスは路線バス。賑やかなパンダラッピング。

 目を引いたのが白浜温泉旅館協同組合の無料シャトルバス。なかなか凝っている。デフが存在するのは凄い。

 参考までに無料シャトルバスの時刻表を。

紀伊田辺 白浜 1408-1421 紀伊田辺 2330M

 予定の3駅の懐鉄きっぷが購入出来たので、あとは帰路を急ぐのみ。紀伊田辺行の2330Mは14:07に白浜到着。紀伊田辺までは僅か13分だが、この短区間を乗り継ぐのに往路は難儀させられたわけだ。

 紀伊田辺では「パンダくろしお」と遭遇。数を減らしている「イルカくろしお」の方は撮る事が出来なかった。

 上下「くろしお」の発車後、御坊行が転線して入線する。

● 御坊 ● 紀伊田辺 1445-1528 御坊 1533-1636 和歌山 ・・・ 2360M⇒374M

 御坊で乗り継ぐ374Mは、今度は227系の4連だった。サイクルトレインではないので種別幕には自転車ではなく路線番号が表示されている。

 374Mの発車と同時に紀州鉄道も発車。

 紀州鉄道と云えば偶々立ち寄ったときに乗車したンやけど、サボは「御坊-西御坊」となっている。車掌に「西御坊まで」と言って乗車券を買おうとすると「本当に西御坊まででいいんですか?」「え? 西御坊が終点や無いンですか?」。
 当時はまだ日高川が終点だったが2往復しか運転がなく、その夕刻の日高川行に偶然乗り合わせたのだった。 “すいてつ” の疎鉄時代だったがカメラは持ち歩いていたので、車掌はそのカメラを見て鉄道ファンだと気付いてくれたらしい。その後直ぐに西御坊以遠は廃止。田舎鉄道らしい長閑なエピソードが思い出として記憶に残ったのであった。

<完>