気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

懐鉄コンプ & 海の汽車旅 <Ⅴ> 浜田-出雲市-米子-新見

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● 浜田発出雲市行き ● 浜田16:31-18:45出雲市:332D

 浜田に着いたが乗継ぐ列車はホームにはいないので様子を覗っていると、ほどなく332Dになると思われる2輌編成が出庫し姿を現した。

 乗り込んだ時には発車までに残された時間は僅か。そんな訳で駅の外には出ていない。浜田は駅舎が立派らしいし駅前にも何やら面白いものが有るようなので、ちょっと残念。
 332Dのスタフを見ると何故か日付入り。ひょっとして18キッパー対策で2輌に増結?

 江津では後続の「スーパーまつかぜ12号」に進路を譲る。浜田をたった13分後に発車する俊足の特急列車相手に江津まで332Dは逃げ切るのだから、キハ120の加速・馬力は大したもの。

 対向列車の333Dは単行だった。

 江津と云えば2018年3月31日をもって廃線となった三江線の起点駅。三江線は車窓が変化に富んだ路線だったが、遠地なので訪れるには大変難儀した路線でもあった。

 構内には三江線の0キロポストが残っている。

 再び断崖絶壁の海岸線が目に飛び込んできた。ただ この岬を過ぎると一転海水浴場を眺める車窓となる。 (江津-浅利 17:18)

 仁万では「スーパーまつかぜ7号」と対向。連結器を片寄せるのはキハ187系の流行か?(何でやねン!)

 夕刻になり海岸線も朱味を帯びてきた。 (仁万-五十猛 17:58)

 波根~田儀間は山陰本線のみが断崖絶壁上の海岸線を通る。丁度日暮れ時。ただただ美しい。 (波根-田儀 18:16)

 落陽。 (波根ー田儀 18:17)

 田儀の港に陽は沈みつつ・・・ (波根-田儀 18:20)

 国道9号線の「しおさいロード展望地」附近。真ん中に写り込んでしまった柱が残念。 (田儀-小田 18:24)

 最後の海岸線。小田駅以東は山陰本線はしばらく海から離れることになる。 (田儀-小田 18:25)

● 駅鐵印 ● 今も配布中?

 昨2022年8月1日から写真の4駅で配布されている駅鐵印、無料。是非集めたかったが各駅300枚では既に配布終了だろう。でも未だに車内にこの掲示があると云う事は、ひょっとして未だ残っている? 尋ねてみたら良かった・・・

出雲市 サンライズ出雲を見送る

 夜行列車が旅立つには うってつけの夕空となっている出雲市駅。この日は朝から風が強かったがその影響で伯備線に遅れが出ており、この「サンライズ出雲」も数分遅れで出発していった。


 米子までは152Kに乗車して移動。モハ115系ではなくキハ120運用だったのには驚いた。「K」は気動車を表しているのかも。前列車の150Kもキハ120だったし。

 出雲市19:24-20:58米子:150K 

● 米子 ● 後藤総合車両所

 ホームからは後藤総合車両所が見える。鉄には堪らない光景。じっくりゆっくり眺めていたい。

 国鉄時代を彷彿させるタラコ色とDD51

 キハ58やキハ20等の2色塗装車がいないのは残念だが、集うタラコ色キハ47もなかなかのもの。

 境港線の妖怪列車は、この時とばかりに本領を発揮している。


 サンライズ出雲を撮るために乗車を見送った150K「石見神楽列車」は、駅構内の方に留置されていた。

● 宿へ・・・ ● 米子21:29-23:13新見:834M

 伯備線の「やくも」では国鉄色やスーパやくも色のリバイバルが話題となってるが、やっと出合えた国鉄色も発車寸前では撮りに行くわけにも行かない。 (米子 21:30-遅延)

 4月一杯までの情報しかないが、駅に掲示されている運転情報をUPしておく。

 今宵は新見に宿泊。宿はこの日一番安かった「グランドホテルみよしや」。金額は全国旅行支援差し引き済で、¥1000のクーポン(岡山限定)が付く。泊まった部屋は水廻りが更新されていて、素泊まりには充分だった。さあ、翌朝は早いぞ!

⇒ 次篇に続く