気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

魅惑の停留所探訪 in 甲賀 <2-1> 数少ない便

*前回2/6乗車区間黒線部分)
 2/6篇 ⇒

ダイヤ改正 乗り遅れたぞぃ

 JRの3/18のダイヤ改正から一週間経った2023.3/24(金)、2度目の甲賀市コミバス訪問を挙行する事にした。前回同様草津線の始発を利用するのだが、ダイヤ改正後は時刻が7分早くなっており、あと僅かのところで乗り遅れてしまった。慌ててプランを見直したが少しの変更で何とかなりそうだったので 2番列車で甲賀市入りする事に変更。
 草津線は3月末で113系,117系の引退が発表されているけど


今のところは113系だらけ。乗り遅れた初電は113系4連だったし2番電車は113系8連。その横にはまだ目覚めぬ113系すら居たりする。

● A7 貴生川巡回線 ● ジャンボタクシー

 時刻表にはタクシー車輌で運行と書かれてあったので「乗り切れなかったらどないしょ」と思ってたのだが、車輌はジャンボタクシーで一日フリー乗車券も難なく購入することが出来た。それにしても装飾はともかくコミタクを示すモノも無くえらくアッサリした車である。他の乗客は途中からの2名だけだった。

 2便:貴生川駅6:55-7:15貴生川駅

 特徴的な光景を撮る事も出来ないまま貴生川駅に到着。

● A3 和野・中畑線 ● 和野直行便

 和野・中畑線は前回に引き続き2度目だが、今回の目的は和野直行の復1便と本水口・南町一丁目経由の往2便。なお復1便は4/1からは水口東高校止めとなるのだが、果たして貴生川駅から乗り込んできた他の乗客8名は水口東高校で全員降りてしまった。その後バスは和野の集落を通らず終点和野停留所まで田圃の中の一直線路を直行する。だがバスのLED幕には直行を示すような表示はない。幕が小さいから?

 それなら貴生川駅デジタルサイネージにはどう書かれてる?(左側)


 特段の説明は見あたらない。集落内をこまめに経由する復4便の案内を前回撮ってたので見比べてみた(写真UP無し)が差異はない。地元の方が利用するので問題なしと云う事?

 復1便:貴生川駅7:30-7:50和野

※ 2023.7/18追記
 下の写真は和野集落と直行便ルート。和野集落内経由便は右の家並みの中を通るが、復の直行便は左の交差点の奥から真っ直ぐやって来て、交差点で右方向に曲がり集落の中へと入っていく。 (2023.5/21撮影)

 和野へは2分遅着したため即座に折返して往2便となる。数少ない本水口経由なのだが そんな訳で一度下車しての撮影は叶わず。代わりに夕方に撮った本水口経由の和野行の写真を。表示の記録としては貴生川駅行より和野行の方がエエ感じやけど、便数は往路1便復路3便なので実は貴生川駅行の方がレア。  (A3:復8便)

 乗車した往2便は良い時間帯の運行ながら途中からの乗客が2人のみ。折角の快脚が勿体ないなぁ・・・

 往2便:和野7:52-8:18貴生川駅

● A5 貴生川・甲賀病院線 ● 松尾団地経由便

 先ほどのデジタルサイネージの右側のトップに案内されている、数少ない松尾団地経由便。前回乗り損じた路線でもある。この忍者バスラッピングは前回も見掛けたのだが、路線名表示がないためコミバスではなく病院の送迎バスかと思っていた。なお下の写真は別の場所で撮った別の車輌。色合いが淡いので賑やかなラッピングの割にはインパクトは弱め。

 復1便:貴生川駅8:30-9:06綾野

 貴生川・甲賀病院線は甲賀病院の北側の長閑な光景の中をゆるりと走るような路線だった。他の乗客は1人だけ。

● B1 土山本線 ● 近江土山へ移動

 少々時間があったので土山本線始発の貴生川駅まで戻る事にする。他の乗客は3人。乗車したバスは貴生川駅で下車後にパチリ。

 下り9便:綾野9:12-9:28貴生川

 貴生川駅からは10:05発の上り8便乗車の予定だったが、1本早い6便がポンチョだったので急遽変更。ただ発車その時まで回送表示だったのは残念。設定を忘れていたようだ。

 上り6便:貴生川9:35-10:05近江土山

 近江土山へは5分程の遅着。第二名神への右折交差点がやや混んではいたがそれ以外は快調に走っていたように思うので意外。信号のタイミングなどの影響を受けやすいのかな。他の便も遅延があったりしたので、遅れやすい路線なのかもしれない。他の乗客は4人。

● B7 山内巡回線 ● 中村・山女原経由便

 中村を経由する数少ない便であり山女原に向かう数少ない便でもある。しかしLED幕には存在しない停留所名が書かれている。中の組って何処?

 3便:近江土山10:50-11:19田村神社

 田村神社を過ぎると周囲は山の光景となる。特に笹路ー山女原間は人里離れた感が凄い。結構距離のあるこの枝線区間に立ち寄る便は、B7が2便とB1が2便の計4便しかない。なお4/1からはB1が1便減って計3便となる。

 山女原の里は撮れなかったが停留所だけでも。

 バスは上ノ平停留所の手前で県道鮎川猪鼻線と別れ、田村川を渡って中村へと向かうが、中村停留所の横には中の組草の根広場。どうやら中の組の名の方が通りが良いらしい。

 やがて中の組のある黒川の里を後にする。

 次の停留所は「やまびこドーム」。途中から乗車した1人だけの他の乗客は、此処で降りてしまった。停留所は谷の中だったので???だったが、100mも進むと視界は開けて「やまびこドーム」への分岐点となる。分岐点から「やまびこドーム」までは250mほど。この車窓の変化は劇的なので、次に通るときには撮らんとな。(ストリートビューの方が実は判り易いンやけど・・・)

⇒ 次篇に続く