気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

赤電貸切 (2023.5/14)

● ツアーとダイヤ ● 日本旅行主催

 3月半ば頃、㈱日本旅行から『鉄道解説系YouTuber鐵坊主と行く 近江鉄道800形赤電貸し切り列車の旅』というツアーの情報が、Twitterに流れた。日時は5/14(日)でダイヤも公開されている。さて、何処で撮ろうか。
 LEDの「貸切」幕を撮る条件はSS=50⁻¹sなので手堅く狙うなら駅停車中。ミニ撮影会が行われるのは5駅で、それ以外では対向列車と交換する豊郷(下り),愛知川(上り),桜川(上下),水口(上下)が候補となる。ゆったり撮るなら豊郷(下り),日野(下り),愛知川(上り),高宮(上り)だが、ミニ撮影会が行われる駅では撮影制限があるかもしれない事も一応考えとこ。

● 憎き雨 ● 振り廻しやがる天気予報

  残念ながら週末は雨の天気予報となった。当日はどうやら往路が雨で復路の方が雨は小降りみたい。ならば午後に出撃すればヨシ。 “すいてつ” 的貨物ネタも無さそうやし、朝はゆっくり寝とこ。このところのブログ更新で寝不足やったし。
 ところが蓋を開けてみると往路は曇り模様で復路に雨の予報に変化。でももう間に合わない。雨覚悟で出撃するしか無い。先ずは愛知川駅へ。

● 愛知川 ● 他の撮影者はゼロ

 先行列車で愛知川駅に着いて待つこと50分弱、遠くの踏切警報機が点滅しオデコライトが見えてきた。幸い降っていた雨も待つ間に止んでくれている。しかし何を血迷ったか125⁻¹sで撮ってしまった。これは300系の撮影条件、果たして結果はご覧の通り。 (愛知川 15:10)

 直ぐに気付いて50⁻¹sに設定し直す。停車中の姿を木製上屋と絡めてパチリ。 (愛知川 15:11)

 ホーム先端に余裕があったので米原方もパチリ。 (愛知川 15:12)

 101F1813レとの対向シーンを記念撮影。 (愛知川 15:15)

 去り行く姿が絵になるのも赤電ならでは。 (愛知川 15:16)

● 尼子 ● ミニ撮影会

 鐵坊主氏のトークが主体のツアーだからだろうか、ミニ撮影会でのLED幕変換や運行標識板取付などのサービスや撮影制限も無い模様。これなら高宮で遠慮なく撮れるな。その様子を後続の1812レで赤電を追い越しざまに後方から撮影。尼子駅では1812レは、レアなホーム直線側(下り列車用)での発着となった。 (尼子 15:33)

● 高宮 ● 列車対向とミニ撮影会

 赤電が到着。 (高宮 15:43)

 対向列車の302F1813レが出発していく。 (高宮 15:45)

 ミニ撮影会を尻目に駅外へ。貴生川側の踏切に向かって歩いて行ったのだが、途中に駅を見通せる場所があったのでそこからパチリ。こんなアングルがあるとは知らなんだ。 (高宮 15:49)

 周囲を入れてワイルドに。 (高宮 15:51)

 貸し切り列車の証し、号車表示。 (高宮 15:52)

● 壊された待合室ベンチ ● 高宮駅

 帰路の列車を待つ間に待合室を覗いてみると、エライことになってる。近江鉄道タウンミーティングが始まってから駅の整備が進んでいると感じており、この待合室も整備の手が入っていたのに誰がこんな酷いことを。

 蹴飛ばされたような感じに見える。

 近江鉄道の新たな仕組みが始まったばかりだというのに、嫌なものを見てしまった。

<終>