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● キハ75旅 ● 乗車時は1人下車時は3人
・白川口906-1713C-949下呂
キハ75自体は快速「みえ」で何度か乗車したけど、今回は前篇で述べた経緯もあってやたらキハ75に浸りたい気分。乗り込んだ2号車キハ75-3503は “すいてつ” 貸切。エエやんか。(実は前車輌も白川口駅発車時点で無人だったので列車貸切!)
中折れ式のシートは座り心地が良い上に座席空間を広く取れる(=シートピッチが詰められる)利点があるのに、JR西日本のモハ223系が採用を取り止めたのは残念。なおドア横の座席は固定でヘッドレストが真っ直ぐに立ってるので、座り心地は劣る。
鷲原信号場で24Dひだ4号と対向。(24D 鷲原信号所 9:16)
次駅は飛騨金山。列車は美濃路から飛騨路へ。
第四益田川橋梁を渡る。(9:40)
● 下呂駅 ● 晩秋の温泉駅
下呂富士が薄く雪化粧している。温泉地にはお似合いの光景。
駅前広場に仄かに立ち登る湯煙に和ませられる。
ホームにも温泉が引かれ、山に立ち登る雲までもが湯煙に見えてくる。
落葉してしまえば、さぞかし寒々しく感じられるんだろうなぁ。
ホームに人がいないのは列車別改札のせい。15分後には「ひだ3号」,25分後には「ひだ6号」が発着するので、其れを待つ乗客達で駅舎内は賑やか。
● 飛騨川に沿う ● 左側車窓がおすすめ
往路の鵜沼⇨白川口⇨下呂は西側座席だったので、復路は東側に陣取る。下油井駅では1715Cと対向。(1715C 下油井 10:40)
飛騨川に沿う車窓を堪能。ただ写真には車内の灯りが写り込むので、真横に向けてしか撮れない。(第二飛騨川橋梁 10:45)
名撮地の橋梁を渡る。(第一飛騨川橋梁 10:46)
間もなく白川口駅。(第一飛騨川橋梁~白川口 10:47)
● 白川口駅ふたたび ● 対向する特急列車
白川口駅では15分間停車し、その間に上下の「ひだ」号が駆け抜けていく。まず「ひだ25号」が運転停車。(25D 白川口 10:52)
そして「ひだ26号」が通過する。(1712C・25D・1026D 白川口 10:58)
矢羽根が好いアクセント。
● 美濃太田駅 ● 宿場町の駅
宿場町側の美濃太田駅南口。コミュニティバスのあい愛バスは真っ赤。
中山道において江戸時代に建てられた脇本陣としては唯一の現存。
乗り換える太多線の列車もキハ75。先頭車は300番台のトップナンバー。
岐阜行きの726Cはキハ25だが、こちらは純粋なトップナンバーでクロスシート編成。
● 太多線 ● キハ75が大活躍
・美濃太田1203-719C-1234多治見
沿線で眼を引くのは木曽川の今渡ダム。(美濃川合-可児 12:07)
注目されても良いと思う「姫」駅。過去に立ち寄ったときには切符販売の委託が終了してたのが残念。
● モハ315系初乗車 ● 2駅だけ通過の区間快速
・多治見1237-?-1316名古屋
315系なるものが登場していて中央線の名古屋圏が全て置き換えられていたとは知らなんだ。かつては停車駅が少なめの快速が闊歩していたはずだが、いくら130km/h運転とは云え結構な距離がほぼ各停の列車ばかりというのは辛かろう。(左:多治見 右:名古屋)
運転席後ろからの眺望はすこぶる悪い。
⇨ 次篇に続く