◇701F狙い◇
実はあまり撮ってない『あかね』号、サヨナラを前に急遽撮影に勤しむことにします。この日は朝に高宮まで往復する以外は八日市線運用。朝から撮れば良いものを、貨物列車を撮った後に午後から参戦とは、“すいてつ” のズボラさが際立ちます。
先ず近江八幡に入線してくるところをパチリ。 良い天気でした。(画左側)
一旦JR駅に戻って8865レを撮った後、『あかね』号に乗り込みます。下車して八日市から戻ってくるのを狙うのは、太郎坊前駅下り側の踏切から。(画右側)木製架線柱の奥で撮りたいところですが影の中に入ってしまうので、やむなくこのタイミングでのショットとなりました。
◇ 撮っておきたい新八日市駅 ◇
八日市線の駅の筆頭にあげられるのが新八日市駅、開業時の本社のあった建物が、レトロで好い雰囲気を醸し出しています。駅舎をバックにポイントを渡ってくるところを狙う、定番(らしいです)ショットです。
台風被害の杖跡を残す駅舎が痛々しいです。このアングルは『あかね』号の表示幕がよく判るので好いですね。
◇ 市辺の急カーブ ◇
その次は八日市発車のシーンを単線並列区間で撮ったのですが、既に陽が廻って半逆光となっていたので割愛します。そしてその次は、前面アップが狙える市辺のカーブにやって来ました。
体質改善前は木製架線柱が並んでいただろうと思いますが、そんなこと言ってみても始まりません。目立つコンクリート架線柱の影響を如何に少なくするかですね。まずは民家の影から飛び出してきたところでワンショット。これはこのタイミングで撮るしかないでしょう。
民家との境界が曖昧なローカル然とした光景は気に入ってます。自然豊かな光景を撮るのも好いですが、地域と密着した姿も記録しておいた方が良いですね。
さて、電車が急カーブを曲がりきると、目の前におおきな『あかね』号の先頭部が現れます。
カーブの途中でも数ショット撮るのですが、腕が未熟なのでまとまりの無い画ばかりとなっています。
◇ 田園光景も ◇
4箇所ほど候補はあり、今回は市辺駅に近い場所を選びました。でもこれは失敗でした。線路脇の樹木が影を作り顔を覆います。やはり腕が未熟です。ついでに撮ったバックショットの方がマシだったので、こちらの方を。
国道421号線から狙う田園風景は、広々とした平地背景ですが夕刻にならないと陽が射しません。次の1往復で順光となると思われたので、その時にリベンジする予定でした。
◇ 前面画の定番場所 ◇
八日市線で前面画を撮るとなれば、やはりここでしょう。樹木の中を抜けてくるのが印象的です。この日は地酒電車の近江八幡発列車の運転日、『あかね』号と相次いで現れるのも好都合です。
◇ 901Fはいつ出庫? ◇
この次は田園光景パート2を撮った後に、平田駅での交換光景を狙う予定にしていました。新『あかね』号の運用の公開はこの日の午前中まで。午後どの運用に入るかは不明でした。望み薄と思いましたが、もし夕刻一番出庫の’運用なら平田で新旧『あかね』号が並ぶことになります。
上の写真を撮っている最中、第一報が入ります。新『あかね』号が夕刻一番で出庫したとのこと。田園光景パート2を撮りに行くと、並び狙いの立ち位置を先取りされてしまうかもしれないので、スタンバイすることにします。
この日の運用は以下の記事で投稿していますので、よろしければご覧下さい。なお記事では新旧『あかね』号という記述をしていますが、正確には901Fは701Fが引退する翌日(5/7)に『あかね』号の名を継承します。
◇ 初の新旧『あかね』号交換 日中撮影 ◇
早くから陣取ったものの結局こちらには誰も来ず、3名のファンが下り側で構えるだけとなりました。パンタ側先頭なのが好まれたのでしょう。平日にも2度ほど並んでいたようですが、残念ながらそれは狙えません。
ヨシ、撮ったり! と思って併撮ビデオを確認すると、撮れてない! 電源ボタンを押してから録画ボタンを押すまでの間が短すぎたようです。やむなくアングルを変えてもう一度狙うことにします。
◇ 日没後の並び 最後の撮影チャンス ◇
少し後ろへ下がった位置から撮影。ビデオには障害検知器が邪魔となってしまうのですが、真っ正面寄りとなるのは好都合です。
日没後なので暗く、幕が飛んでしまいました。まあ撮れなかったもの(ビデオ)は仕方ありません。次はラストラン幕との並びを狙うことになりますが、その前にもうワンチャンス、実はあります。(続く)
*この時のビデオ映像もどうぞ