前編「琵琶湖横断！＜守山⇒浜大津＞」はこちら。
◇ 近江大橋は渡らない！ ◇
浜大津から先は近江大橋を通るとショートカットになってしまうので、地形に忠実に(？)琵琶湖の南を廻ることにする。
＊浜大津 840－908 石山
浜大津ほどのバスターミナルなら、と思ったが、ガラガラだった。バスもガラガラ。便数の少ない路線は比例して乗客も少ないのだろうか。
石山は帝産バスの巣窟。南へ向かうバスがひっきりなしに発着し、乗客も多い。道が狭めで住宅が密集した丘陵地帯なのがバスにうってつけなのだろうか。
＊石山 930－955 瀬田
電車なら３分の隣駅。貸切状態のバスは神領団地へと大きく舵を切る。どうやらここの住人がターゲットらしい。だが盆の最中で人通りが少ない時間帯。誰も乗ってこないし降りる人も乗っていない。バスは元の旧国道へと戻っていく。そして電車の８倍の時間を掛けて瀬田に到着。瀬田では１台だけ停まった犬バスが、猫バスを両手に花の状態。（なんやねん、それ？）
◇ 駅間を結ぶバスが無い！ ◇
この先、草津駅へ行く路線はあるのだが、朝の通勤時間帯にしか走っていない。別の路線同士を乗り継がねばならない。そこで色々とバス路線を探すと･･･ この地区にある西日本最大級(だそうな)の商業施設：イオンモールへ各駅からバス路線が延びており、乗り継ぎの良い便を発見！ ただイオンモール草津で乗継ぐには時間が少なすぎて何と０分！ 道が空いているから間に合うかもしれないが、一つ手前の停留所で乗り継ぐことにする。
＊瀬田 1005－1009 近江大橋口
途中の停留所での撮影は難しい。LED字幕を撮れるようにと1/60s設定なのでなおさら。「乗る」事をアピールする為に撮る前撮ったあともしきりに手を振ってアピールする。撮ってるだけや、と、通り過ぎられたら終わりやモンね。
◇ やっと草津へ ◇
草津へはその気になれば歩いてでも行けるが、そこはじっと我慢。半時間待って草津行に乗車。
もし南草津駅が新設されぬまま今に至っていたなら、どんなバス路線が存在してたろうね。
＊南草津 1105－1132 草津
草津の公共施設を巡る路線。数少ない乗客が乗降するが、やはり乗り通すような阿呆はいない。浜大津から結局３時間掛けて草津へ辿り着いた訳だが、近江大橋経由のショートカットする路線利用だとこんな乗り継ぎが出来た。
＊守山745－821堅田830－902浜大津945－1035草津
これだと守山出発を45分遅らせる事も出来る。だがたとえ時間が掛かっても、見慣れた光景ばかりだったとしても、そして大変だったとしても、無事に乗り継いだという達成感だけは何物にも代えがたい。（マニアックやなぁ）
⇒「湖南一周＆バス乗継ぎの旅：草津から何処まで行ける？」に続く
