前篇「羽田篇」はこちら。
◇ 恩賜上野動物園は遠い ◇
日比谷線から地上に上がると上野駅の東側。上野動物園は駅向こうの上野公園の奥の方。遠い。しかも上野動物園の案内板は特に無い。ま、行けば判るだろ。
結局表門から入場。夜行バスが安かっただけあって人出は少なめでパンダは30分待ち。表門を入ってすぐのところに行列が出来ている。でもパンダを見るなら白浜のアドベンチャーワールドがお勧め。多くいてるし待つ必要も無い。屋外で普通に遊ぶ姿も上野では見られない。優浜が子供の頃の映像があるのでどうぞ。屋外のシーンもあります。
◇ さて 入場の目的は? ◇
現車輌40形とのお別れイベントが9/25に発表され、一気にサヨナラ気運が盛り上がった東京都交通局上野懸垂線、通称上野動物園モノレール。老朽化により10月一杯で運転を休止し、その後は廃止か存続かも未定。日本最初の常設モノレールで方持ちの懸垂式というのも異色。表門から入って真っ直ぐに進むと上野動物園東園駅に到達する。
駅の全体像は帰りしなに撮ったので行列は伸びているが、朝(11時半頃)は3本ほど待てば乗れた。因みに園奥の西園駅ではすぐ乗れる状態、やっぱり・・・
駅にはモノレールの説明も各所にあった。その中から歴代車輌の変遷案内を。初代のH形が結構格好良かったりする。
◇ 何で わざわざ? ◇
動物園や遊園地のモノレールは通常は遊具、鉄道では無い。ところが此処は東園から西園に延びる途中で一般道を跨ぐので、鉄道事業法に基づくれっきとした鉄道。たまたま以前ゆいレールを乗ることも出来たので、これにて日本のモノレール鉄道完乗! ところが10/1にゆいレールが延伸開業。2日天下だった。
上野懸垂線は332mと短い。1分半ほどで到着する。最高速度は20km/hだが、15km/h程度で走っていた。切符は回収されるので保存用に1枚購入。イラストは何種類かあるらしい。
◇ 上野動物園西駅 ◇
不忍池の傍にある。先ずは乗客の入れ換えの合間を縫って車内を撮影。遊具では無く鉄道車輌なだけあってゆったりしている。
駅舎はどっしりし過ぎていて、満員の乗客を運んでいるにも関わらず閑散したイメージが先に立ってしまう。
この駅の付近が空に浮かぶモノレールが撮れる場所になる。西園行きを撮るのが定番らしいが、撮ったのは東園行き。床下までイラストに覆われている。
動画はこちら。後部展望も是非ご覧あれ。モザイク処理が大変だった。
◇ 退園 ◇
結局1時間足らずで、モノレール体験のみで退園。入園料が勿体ない気もするが、都営で安いので思い切れる。明後日は都民の日で入園料は無料、ごった返すんだろうな~
関東完乗! 新幹線篇 に続く