気ままな 汽車好き

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魅惑の停留所探訪 in 東近江:噂の市原線   (東近江ちょこっとバス)

前篇 『 魅惑の停留所探訪 in 東近江:政所線 』 はこちら

◇ なぜフリーパスの対象外? ◇

 市原線の始終点は「八日市駅」と「永源寺支所」。経路は近江鉄道バス御園線の約1km南。御園線は生活路線や観光路線としても近江鉄道バスの重要路線(多分)。だから競合路線の市原線はフリーパスの対象に出来なかったんだろう。まめバス,くりちゃんバス,くるっとバスが対象外なのも恐らく同様の理由。ただ観光路線としての競合の方はちょっと微妙。市原線区間の所要時間は倍以上要するのに加え、「永源寺支所」-「永源寺前」は1.5kmあるし。その一方で市原線の一部は近江鉄道バスが運行すると云う、ややこしいことになっている。
 ここでもう一度フリーパスの対象路線の表現を見直してみると、「・・・近江鉄道バス湖国バスが委託を受けた路線も対象。但し市原線は除く。・・・」とある。一般の方にとって委託先が何処なのかは興味の外。甲津原線や政所線が対象外なのは「?」だろうし、間違い乗車もあったのでは無いだろうか。(運行は永源寺タクシーに委託されている)

永源寺支所-八日市(市原線) ◇

 さてその噂の市原線に乗車。政所線との程良い乗継ぎ時間を取って発車する。政所線のもう一人の乗客もこのバスに乗継いだ。

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永源寺支所 1231-1319 八日市
 バスは路線ごとに車輌が固定されている。この場合で言えば裾廻りの水色が市原線車輌の証し。乗廻しで乗る分には色々な車輌に乗れるので有り難いが、運用車輌増を招くのは必至。大きなカラーマグネット・ステッカーで対応した方が良い様に思うのだが。
 市原線のルートはコミュニティバスとしては珍しくストレートな感じ。でも集落の中では道はうねるので、時間を要することには変わりない。車窓は途中までは長閑で単調。名神高速道路を越えた途端に住宅地となる。「市役所」から「八日市駅」までは文字通りストレート。こんな例は珍しいのではないだろうか。

八日市駅でスクープ! ◇

 八日市では愛東線の便まで1時間の待ち時間。そこで八日市駅の待合室兼小ホールに立ち寄ってみると、こんな予告広告がでかでかと!

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 この角度で無いと反射が酷く撮り辛くてしょうがない。この写真を無理矢理補正したのがこちら。

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 後でTwitterに上げたら、どうも一番乗りとなった模様。(10/21 18:31にUP)でかでかと掲げてある広告なのに、何であんなに目立たないんだろう。10/25になると近江鉄道のHPに詳細が発表された。念のため書くが開館は11/2(土)。その前日にこの記事を投稿とは、何とタイムリ-!

11月2日(土)八日市駅に「近江鉄道ミュージアム」オープン!

 ミュージアム自体は駅の中で、何と無料! 入場券代位取ればいいのに。硬券もあるのだし。入りたい時は一声掛ければミュージアム記念入場券が手渡されるそうな。開館時間は10:00~16:00で年中無休。但し初日は10:00~10:50のオープニングセレモニー後の入場となる。記念ポストカードが500枚配布されるが、これは慌てずとも大丈夫そう。土日2日間の入場者分が用意されている様に思える。
 残念ながら “すいてつ” は公休日なのに この日は抜けられない所用があり、行けるのは夕刻位か。記念入場券には日付が入っているのだろうか? ならばそれも初日にgetせねば。

 この2日後の11/4(月・祝)にはJR東海の『~近江鉄道コラボ~旧中山道沿い、豊郷小学校旧校舎群と近江商人ゆかりの地を巡る』が開催され、硬券の「1デイスマイルチケット」が米原で発売される他、米原-高宮に臨時列車が走るとのこと。休5,7運用の間合いと思われる。(彦根9:02-9:11高宮は定期列車の間違い)生憎この日は週日なので、通常操業日。 “すいてつ” は指を咥えてみてるしか無い。皆様の健闘を祈る!

~近江鉄道コラボ~旧中山道沿い、豊郷小学校旧校舎群と近江商人ゆかりの地を巡る

⇒ 『 魅惑の停留所探訪 in 東近江:愛東線 』 に続く