気ままな 汽車好き

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汽車が走る! 近江八幡~石山 (『SL北びわこ』機関車回送:力行サービス)

 前篇「汽車が走る! 彦根能登川(『SL北びわこ』機関車回送:力行サービス)」はこちら。

近江八幡

 『SL北びわこ』運転開始当初の列車一体での回送の頃の退避はホームに停車していたが、カマだけの回送となってからはホームの遙か先に停車するようになった。理由は不明。

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 汽笛を鳴らしての発車は嬉しいのだが、まだ力行シーンは見たことが無い。因みに動画はこちら(0'40"~)⇒

◇ 篠原-野洲

 2018年度までの野洲発車時のみならず、今でも煙を吐いてくれることがある。C56は野洲待避時の記録だが、C57は野洲通過となってからの記録。偶然にも同じトワPF牽引だった。

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 どちらの動画もUPしているのだが、今回はC56の動画の方を紹介(1'17"~)⇒

野洲

 2018年度までは送込み回送時に退避があり、此処でも煙を吐く姿が見られた。時にはシノヤスまで連続力行! ただこれは機関士次第。さて回送が野洲に停車すると ほどなくEF66運用の1081レ貨物列車が現れる。と云うことは、運が良ければこの様なシーンを拝むことが出来た。

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 実のところ9920レ到着後に1081レが通過となるかは知らなかったので微妙で、1081レにEF66 27充当の可能性が大と知ってから慌てて検討した次第。たった1人での撮影だった。回送発車時の力行も良かった。そのシーンは動画で ⇒

草津

 『SL北びわこ』運転開始当初はPFでは無く凸が補佐。今のように機関車と客車が別々の回送では無く列車一体となっての回送だった。送込み回送の発車は7:47頃、この汽笛で目覚めたことも何度か。残念ながら凸牽引は全く撮って無い。今は送込み時の退避はない。
 返却回送時は2018年度まで退避があり、運が良いと力行発車を見ることが出来た。その中でも最高の加速を見せてくれたのがこれ。

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 カメラで撮ってるとビデオの方は固定で、過ぎ去った後は音しか録れてないがそれで充分。草津川トンネルを抜けてくるまでに聞こえてくるドラフトに武者震いがしたものだ、撮れた写真は大したことなかったけど。
動画はこちら ⇒

瀬田川橋梁 ◇

 石山待避の頃は発車の際の力行が狙い目であり、時には素晴らしいシーンに遭遇することもあった。送込み回送発車時は本番のテストを兼ねているという話もあり、大なり小なり力行シーンを見せてくれたものだ。
 石山待避の頃の力行発車シーン(0'35"~) ⇒


 石山が通過となってせいぜい汽笛サービスだけになったのかと思っていたら、煙を吐いているとの情報が。撮影チャンスは今秋はあと1回。追っ掛けるので駅撮りになるが、折角なので立ち寄ってみることにした。背後から聞こえ来るPFのブロア音に混じるリズミカルな音。吐いてる!

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 D51にとっては気軽なサービス程度の蒸気量だが迫力は充分。これが無風なら綺麗な白煙がたなびくはずだが、この日の風は強め。ビデオに撮った時は相当条件が良かったらしい。一応力行はしていたようで、橋梁を渡りきってから絶気合図が聞こえてきた。余談だがずっとC56 160の汽笛を聞いていたので、C57 1と聞き分けが出来るようになっていた。硬派の蒸汽ファンの仲間入りが出来たようでなんか嬉しい。因みにD51 200の汽笛は野太い感じ。
(動画リンクは後日)

⇒「力行発車!(膳所:『SL北びわこ』機関車回送)」に続く