気ままな 汽車好き

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魅惑の停留所探訪 in 高島:国境線篇    (年末年始ゴールデンパス)

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◇ あれが駅? ◇

  近江中庄駅に行ったのは今回が初めて。何と小っさい駅(撮りゃよかった ← 詳しくはGoogleMapで)。高架のコンクリートガード下の前に小さな詰め所(=待合室)がある、と云った感じ。その手前の立派なバス停留所に隠れて遠目では駅と気付けない。ちょっとした児童公園に見間違えてしまった。
 そのバス停留所も近寄ってみなければそれと判らない。さて、バスは何処に? そういやさっき田圃の向こうに居たなぁ。丁度下り新快速(4輌)が発車したのでコラボショット。
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◇ 峠道険しい県境行きなのに湖畔を走る ◇

近江中庄駅 1000-マキノ駅1018-1038 国境
 マキノ駅を過ぎるとバスは一旦琵琶湖畔に出る。但し車窓から湖畔が眺められるのは短い区間だけ。(写真は復路に撮影)f:id:hato_express:20200120022123j:plain
 写真左手の海津大崎は桜が琵琶湖に沿って延々と続く名所。これは2017.4/15の記録。曇天なのが残念だが、遊覧船が巡るその先にも桜並木は続く。マキノ駅から湖畔は近く、遊覧船も多く出ていて乗りっぱぐれる事も無さそうなので、是非訪れてみては。

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◇ 終点とは思えない小さい集落 ◇

 湖畔を離れるとバスは一路谷の奥へと向かい、そのまま長く続く上り坂を走るようになる。その峠道を登りきる寸前のところに終点:国境停留所はある。民家は数件あるだけ。この終点停留所のすぐ先がサミットで、そこはもう国境スノーパークのゲレンデそのもの。如何に今冬に雪が少ないかが判る。

◇ え! バスが行ってしまう! ◇

 バスはそのサミットまで行ってからUターンしてくる。終端停留所から狙うと、上手い具合に他の車が入り込まずに撮れた。
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 あれ? バスは速度を落とす気配が無い! 慌てて手を上げると、運転士は先の方を指さす。どうやら近江中庄行き停留所は違う場所にあるらしい。時間が無い、走れ!すいてつ。
 乗り場は70mほど戻ったところにあった。折返し乗車である事を告げておいて良かった。運転士さん、失礼いたしました。そんな訳で停留所が撮れなかったのは残念。
*国境 1038-1059 マキノ駅

マキノ駅停留所で乗り継げるか? ◇

 次に乗るマキノ高原線の、マキノ駅停留所での乗換時間は1分。もし乗り継げなかった時のことを考え、こんなプランを組んでおいた。
 *マキノ駅 1200-1218 マキノ白谷温泉 (八王子荘:入浴料¥650)
 *マキノ白谷温泉 1418-1436 マキノ駅
 高島地区のバス乗車はマキノ高原線で終了。時間が余るので、豪華温泉付きプランと洒落込んだ。マキノ高原線沿線には他にも温泉があるが、白谷温泉は何と加水無し!
 マキノ駅に戻ってからはJRで湖西線北陸線へと乗り継ぐことになるが、良く調べると深坂線が利用できることが判明。
 *マキノ 1451=1501 近江塩津 ¥240
 *塩津駅前 1518-1530 湖北病院
 *湖北病院 1541-1616 長浜駅
 *長浜 1629=・・・
 乗り継いでいくと残念ながら米原木之本線のバスは長浜止め。しかしながら変化に富んだプランとなった。但し、マキノ駅停留所で1分で乗り継げた場合は、温泉も深坂線利用も無い。さて、マキノ駅発1100のバスに乗り継げたんだろうか?

マキノ高原線篇へ続く