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◇ ガラガラの連絡バス ◇
熊本では効率よく動かないと翌日に差し支える。もたついた時のことを考えて複数の乗り継ぎ列車を列挙しておいたが、杞憂だった。LCCの機長に感謝!
さっさと連絡バスの方に向かうと、未だ誰も居ない。最終的に乗り込んだのは数名。飛行機の乗客は一杯だったのに、皆は自家用車を空港に置いているのだろうか。
*熊本空港 1925-1952 水前寺公園前 ¥610
ICOCA等のチケットレスに対応しているのは便利。車内の左前方は荷物置き場となっている。バスは熊本駅前に向かうのだが、今行きたいのは上熊本駅なので途中で市電に乗り換える。経路が交差する水前寺公園間で降車ボタンを押そうとすると、あれ? ボタンは何処にある? 探すと何と遙か上、荷物棚にある。これには参った。
◇ 熊本市電 ◇
バス停を降りてみると、乗り継ぐ熊本市電は水前寺公園電停より市立体育館前電停の方が近かった。
向かうのは上熊本だが、便が少ない。直ぐにやって来たのは市交通局前行。最新鋭の0800型だ。乗りたい!(写真はスマホで後追い)
乗務していた女性車掌(?)に聞くと、当然上熊本へは行かないとの返事。上熊本行きはまだまだ来ない。ボーとしてても仕方が無いので、次々とやって来るカラフルな電車達を撮影。
1350型は6輌あるとのこと。熊本市電の一般的な旧来車かな。
これも一般的な旧来車と思われる1200型とすれ違う。ピントやらが少々甘い。ところで、信号の黄色の矢印の意味、知ってる?
1352号車は1354号車とはZ型パンタの向きが逆。これが熊本市電の標準塗装のようだ。
ようやくやって来た上熊本行きは、何と転換クロス車。熊本市電が体質改善を図り始めた頃の電車で、その頃の鉄道雑誌の記事は覚えているが、クロス車やったんや。
*市立体育館前 2006-2043 上熊本駅前 ¥170(ICカード料金)
この時は8200型が2輌新製された。一方乗車した8500型は1200型の更新車輌。近代的スタイルで車内にはクロスシート、そして吊り掛け音が響き渡る。うっとりするひととき。ただ荷物棚が欲しいところ。
◇ 混み合う電車 ◇
乗車した時はガラガラだったが、繁華街の電停からは立ち客が出るほどになった。電車後半は見事に可愛い女の子ばかり。熊本美人って、ホントなんや。(その光景が撮れればいいんやけど・・・)
上熊本到着時は満席程度の乗車率。市民の間に定着している路面電車って、いいなぁ。
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