◇ ひょんな事で撮影可能に ◇
平日運転の「快速」を撮ろうとすると通常は休みを取るしか無いが、珍しくも操業の都合で遅い時間帯の出勤が続いた。帰りが終電の1本前なので朝を早く起きてしまうと辛いのだが、このチャンスを逃す手は無い。通勤ルート上、すなわち普段の行動エリア内で撮影出来るというのも有り難い。
◇ 初日は普段起き ◇
睡眠時間を確保するため、なるべく遅くまで寝ていられるように近江八幡発車を狙うことにしたのだが、初日のこの日は関係ないので電車がガラガラの朝早くからウロウロ。 “びわこ京阪奈” 並びを撮った後に近江八幡まで戻ってアングルを決め、時間があるので跨線橋から覗くと快速札が下がっていたのでパチリ。すると周囲を伺いながらあんな処に入っていく男性が・・・
反対側に電車が到着する直前の、ホームに人が少ない時間帯。雰囲気的に常習犯。早速TwitterにUP。ほどなくホーム端には赤コーンが置かれるようになった。
ところで「快速」と判るように撮るには、LEDの「快速」表示が判別出来るようしないと意味が無い。車輌は関東の西武車の改造なので、設定は1/50sという遅いシャッタースピード。となると走行シーンでは真っ正面から狙わないと流れてしまう。なので撮る時は一考が必要。
LED幕については以前こちらにまとめた。参考までに。
◇ 近江八幡発車! ◇
一見どうもゴチャゴチャしていて写欲は湧いてこない場所だったのだが、国鉄コンテナと枕木の柵、そして分岐器の矢羽根を配して纏めると、思ったより風情ある空間に仕上がった。 (3/24)
ブレ止めを効かし望遠で狙うが、なかなかLED幕が止まってくれない。電車が揺れてるのも影響するので、数を撮って選別するしか無い。なお802Fの快速は初撮影。(というか、撮影済みの編成が充当の日は、睡眠確保のためパス)
快速札が下がっていないことにお気付きだろうか。今はLED幕での快速表示となり、快速札は使わないようだ。誤乗を防ぐために、発車待ちの間だけ快速札が使われたらしい。
◇ 晴れると辛かった ◇
アングルは既に決めてあるので、2回目からはギリギリに到着。この日は晴天、正面にしっかり陽を浴びた列車の、LED幕の見辛いこと。上方に傾斜が付いた100形や900形では反射して見えないかも知れない。 (3/25)
ドン曇も困ったものだが、陰影がつきすぎる晴天も このアングルには向いてないようだ。
◇ お茶電 ◇
最初の撮影から1週間と一日。この時は跨線橋からも撮ってみた。侵入防止用に赤コーンが置かれているのが判る。ホームでは待合室が工事中。
ホーム反対側には “びわこ京阪奈” 取付編成の803Fが停車中で、これは翌日の快速。こちら側ホームだと外から色んなアングルで撮れるのだが、使用頻度の低い側のホームに「快速」を停めるのは、誤乗防止の意味合いが強くあるのだろう。
さて発車のシーンでは、次コマの方がバランスが良いのだが、LED幕が揺らいでしまったのでこちらのコマを。
(4/1)
LED幕がちゃんと映ってないが、動画はこちら ⇒
<武佐篇>に続く