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弾丸撮影ツアー=mini=15 : 移動自粛のさなかの旅 (2020.4/3)

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◇ 京都へ ◇

 新型コロナウイルスの影響が大きいながらも、3連休にはタガが緩んできてるようだと「弾丸撮影ツアー⑩」(3/25頃脱稿-4/2投稿)に記したが、その時の懸念がどうやら現実となった。4月に入り急に人の動きが少なくなった。どうも志村けんの死去が大きく影響したらしい。
 乗車する停留所はG3なのだが、夜行バスが引っ切り無しに発着する京都の大バスターミナルでこの有様。客が居ない。前方には翌日から全面運休するWillerExpress 。早期の決断は企業姿勢をアピールするとともに、赤字額を最小限とする施策だったんでは無いかと思う。

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◇ 初の3列シート ◇

 ところで今回乗車するのは阪急バス。大阪-富山便は競争が激しいらしく、極端な割引はないものの座席はワンランク上のモノとなっていて、トイレ付き。

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*京都2316-552富山 0107便 ¥5,000 ※4/16から全面運休

 座席の後ろに見えるのが、階下のトイレへつながる階段の屋根。座席はあの屋根の傾きまで倒れる訳で、実にゆったりしている。ただトイレ付きも善し悪しで、S.A.での途中休憩の際には扉が開かず「車内のトイレをご利用下さい」となる。扉が開かないから、飲料等を購入することは出来ない。

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◇ 車内トイレ ◇

 左-狭く急な階段を降りる必要がある。健常者でないと辛い。
 中-トイレは狭いがそれはしょうが無い。機能的に出来ている。
 右-トイレから見たほうが階段の様子は把握しやすいかも。
 そんな訳で、最近はトイレ付きバスは減ってきているらしい。座席もその分減るしね。(写真のブレはご容赦を)

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◇ 空気輸送 ◇

 バス自体は大阪から来るが、京都発車時点で乗客数は4名ほど。普段なら先ず間違いなく満席のハズ。普段の電車にも乗客の減少を感じてはいたが、移動自粛の影響が夜行バスには如実に表れている。車内の写真を撮れること自体があり得ない。(左にトイレへと降りる階段の屋根が写っている。お茶やコーヒーの設備はあるが提供はされて無い)。

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青春18切符の旅では無かったの? ◇

 始発で出発しても富山に着くのは11時頃。そしてまた5時間超を費やして戻ってくる・・・ これはちょっとウンザリ。ならばと、片道を夜行バスとした次第。高山線経由という手もあるが、それだと7時間掛かる。初乗車線区なら乗りまくるプランもありやけどね。高山線は風光明媚だから、何かの折に再訪したい路線ではある。

◇ 脚の痛みは大丈夫? ◇

 今回は途中のS.A.での休憩の際に下車し、体を動かそうと思っていたのだが当てが外れた。仕方ないので車内をウロつき、車内トイレをリポートした次第。それが良かったのかどうか、今回は痛みは発生しなかった。血栓擬きかと思っているあの脚の痛み、正体は何なんだろう?
 バスは精一杯走ってのダイヤでは無く、始終点を有効時間帯に合わせたゆとりダイヤなので、富山には早着した。明るいところで見るとバスの印象は随分と違う。印象と云えば富山駅前の街並み。昭和の末期頃は未だ1~2階建ての建屋が道路脇に建ち並び、駅から100m程行ったところにあった大横断歩道には信号が無くて驚いたもんだが、今は街の変わり様の方に驚く。

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⇒ 弾丸撮影ツアー=mini=16 に続く