気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

弾丸撮影ツアー=mini=17:速星貨物 (2020.4/4)

 前篇はこちら ⇒ 

◇ 富山と云えば・・・ ◇

 富山地鉄市内線乗車のプランを考えながら、フト思いだしたものがある。そういや、高山線に貨物列車があったな・・・ 調べてみると “速星貨物” なる通称で呼ばれ、今改正でDE10からDD200へ置き換えられたとか。それはそれで残念だが、DD200牽引貨物列車自体が撮る機会が普段は無い。よし、それを撮ろう! で、時刻は? フンフン、これは夜行バスプランにうってつけのネタ!
 いよいよ青春18切符ラストの1日分に入挟(とは云ってもスタンプ)。駅から撮影地までどれだけ掛かるか判らないので、早めの列車に乗車。列車は「かがやき」と共に入線してきた。 (845D 富山 7:14)
f:id:hato_express:20200412144439j:plain

*富山721-734速星

速星駅

 単線だから一本前の列車となると早く着き過ぎる。そこで折返し列車がある事を確認して、速星まで行ってみる。
f:id:hato_express:20200412144445j:plain
 引き込み線の、素晴らしいロケーション!
f:id:hato_express:20200412144448j:plain
f:id:hato_express:20200412144452j:plain
 丁度桜が満開。銀タンコに白タンコ、いい時に訪れることが出来たもんだ。
f:id:hato_express:20200412144456j:plain
 北アルプスには少ないながらも残雪。これが北国の光景。(本来なら山は真っ白け)やがてやって来たのは富山行き列車。これに乗り一駅だけ戻る。 (849D 速星 7:40)

*速星741-744婦中鵜坂

◇ 名撮地は定番地 ◇

 跨線橋の名を控え忘れたが、ともかく速星貨物と云えばこの撮影地。井田川向こうの建屋の存在がやや残念だが、建屋が無い頃はこの跨線橋も無かったかもしれんので、無い物ねだりやね。ともかく色んな画角で撮れるのが魅力、素晴らしい撮影地だった。DE10が去ったので何時もの孤撮かと思ったらDD200狙いが2名、橋梁の上と下から構えていた。因みに婦中鵜坂駅からは1.2km、15分くらいかな。
 先ずはひだ6号で練習。あと1輌、出来れば2輌増結して欲しいところ。

f:id:hato_express:20200412144503j:plain
 石積みっぽいポータル擁壁がアクセント。 (婦中鵜坂-西富山 ひだ6号 1026D 8:06)
f:id:hato_express:20200412144500j:plain
 続行で来るのは2輌の普通列車。短いので望遠圧縮するか思いっ切り引き寄せるか、かな。 (同上 850D 8:27)

◇ 本命登場 ◇

 富山行きの853Dを見送ったあと、それはやって来た。853Dとは西富山で交換したと思われる。後方の歯抜けは残念だが、タンコの形がよく見えているから面白い、と自らを慰めておく。 (同上 DD200-7 1090D 8:43)
f:id:hato_express:20200412144506j:plain
 12輌とは結構長い。勾配が緩やかだから充当されたのかと思ったが、DE10は力持ちなのかも。そのE型機の牽引をD型機でまかなうDD200は、DE10より若干最大引張力は高い(19,500kgf→20,000kgf)うえ、110km/hの最高速度を可能にしている。但し軸重は13t→14.7tと大きく引き上げられた。
f:id:hato_express:20200412144509j:plain
 引き付けて更に一枚。最近はサイド狙いは流行らんけど、列車だからやはり長く撮らんとね。

動画はこちら ⇒

⇒ 弾丸撮影ツアー=mini=18に続く