気ままな 汽車好き

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近江鉄道の整理券発券機 <2> 旧型機 後篇

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◇ 806F ◇ №1発見!(発券?)

 805Fは事前情報とは異なり、新型機に載せ替えられていた。なので804Fの次に紹介するのは806F。なんと1806号車の整理券発券機の№は「1」! 806号車の№は「11」。これ、元々は801Fに付いてたもの? 整理券発券機はどうも載せ替えがされているらしい。そりゃそうだ、予備を持っておいて不具合が出たら交換するのが合理的。足を固定しているネジを緩めて、後方のコネクタを填め変えれば交換出来るんやから。
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 なんか傾いて取り付いているように見えるのは気のせい?(最終確認:2020.5/4)

◇ 811F ◇ 『お~い、お茶』ラッピング 先祖返りした発券機!

 808F,809Fは事前情報通り新型機に更新済みである事が確認出来た。807Fは多賀大社前での「鉄バル」時の写真で、これも更新済みである事が確認出来ている。一方事前情報と異なったのが810F。805F共々最近になって新型機に載せ替えられた模様。
 驚いたのが811F。事前情報では当初から新型機と云う事だったが、確認してみると旧型機が取り付いている。先祖返り(?)したらしい。新型整理券発券機と新型整理券発券機操作盤の唯一の組み合わせとなっている。 (左:811号車(№29) 右:1811号車)
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 椅子から伸びたステーに空けられたケーブル穴に、があるのが特徴。お気付きだろうか、ステーが直線状になっている。さて、どの編成から変更されているのか?
 なお811号車の整理券発券機は、811号車である事が判るように写してある。実は811Fは最初から新形の整理券発券機が設置されているので当然運転席の操作盤も新型なのだが、旧型の整理券発券機に先祖返りしても操作盤はそのまま。新旧の整理券発券機と操作盤に互換性がある事が推測出来る。(2020.5/4現在)

◇ 822F ◇ 赤電

 802Fより先に登場した822Fは、やはり802Fと同様の形態だった。 (左:822号車(№21) 右:1822号車(№2))
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 即ち整理券発券機を載せるテーブルが狭く、丸みを帯びた突き出しは無い(最終確認:2020.5/9)。821Fも同様の形態と思われるが、何せ滅多に運用に就かないので、確認が困難。

◇ 新型-整理券発券機操作盤 ◇

 ブログのタイトルからは外れてしまうが、811Fを紹介した関係で此処で新型機の操作盤をご紹介。811Fの運転席を覗くと・・・  (左:811号車 右:1811号車)
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 長く使われたせいか、キーパッドが破けてしまっている。両車ともに傷んでいるなんて、何か有ったの? これではアップに耐えられないので、改めて1810号車の写真を下に。
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 やはり810Fは更新されたばかりらしく随分と綺麗。スッキリとしたデザインなのは好いのだが、ゴムスイッチが小さく 扱い難そうな気がする。気になったのはマイク切替スイッチ。車輌によって切り替える方向が逆なのは、かなり危険。これは統一すべき。

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