気ままな 汽車好き

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押し桃が追い抜く! V.S.シンパ機 篇 (2020.6/23)

 前回の追い抜きの記事はこちら ⇒

◇ 追い抜きは楽しいけれど ◇

 追い抜きは以前から偶に撮っていた。ダイヤが乱れると思わぬ追い抜きを目にすることは結構多い。その光景を投稿すると「追い抜き光景が見られる事自体が羨ましい」とのコメントを戴く。確かにそうかも。追い抜きが発生する条件は限られているし、それを明るい時間に撮ろうとすると、更に条件は厳しくなる。
 ただ、今や桃の支配下となった直流平坦線では、追い抜きと云えば桃同士。なのでクロパン機同士やキリナンバー狙い位しか、面白みが無かった。それが青桃が登場し、押し桃が加わることで俄然面白くなってきた。ただこの日のカマはありふれたシンパ機。食指は動きにくいが、押し桃がなかなか追い抜き運用に入ってくれないので、今のところは珍し目の光景となっている。

◇ 丸サ目V.S.シンパ機 ◇

 さて、8053レが草津に到着して、最初に追い抜いていくのは2063レ。 (EF66 125:2063レ EF210-130:8053レ 草津 2020.6/23 5:08)
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 2日前にサメ125号機を撮った時は既にサイドに汚れがあり、全検開けの面影を喪失したと思っていたが、こうしてみるとまだまだ綺麗。いつまでも綺麗でいとくんなはれ。

◇ 押し桃V.S.シンパ機 ◇

 押し桃は車体長が長い上に、JRFロゴが無いとサイドは黄帯がスッと通って尚更長く見える。シンパも車体を長く見せる要因。 (EF210-313:63レ EF210-130:8053レ 草津 2020.6/23 5:12)
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 車体が綺麗なのは洗車したせい?雨で洗われたせい? 気になったので登場日を調べてみると昨2019年の1月で、川崎重工業の機関車製造5000輌目に相当する、記念すべきカマだそうだ。因みに第1号機は鉄道院に納めた6700形(当時川崎造船所)。

◇ シンパ機V.S.シンパ機 ◇

 いま一番ありふれた追い抜きの光景。カマが並ぶ光景自体は各ターミナル駅等で見られるので、カマをずらして撮影しているのは追い抜きという事が判るようにするため。多少なりとも動きも感じて頂けると思う。 (EF210-164:5057レ EF210-130:8053レ 草津 2020.6/23 5:25)
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 今後桃は、全検2回毎の再塗装時に新塗装(青桃)化を進めていくはずだが、全検3回目で塗装変更されている例もあるので、新塗装化完了は意外と早いかもしれない。もしそうだとしても原塗装が消滅するまでは8年くらい。この光景が珍しがられるようになるのは、7年後くらいだろうなぁ。

 動画はこちら ⇒