◇ 平田 ◇ 2輌目前扉(ホーム反対側):進行方向 ⇐
前記事で指摘したのは、ドアカット車なのに扉が開くかのように表示されている、と云う点だった。 (前記事 ⇒) 米原方向(⇐)へ向かっている電車の2輌目:ドアカット車なので、扉は開かない(▲位置)。なのに、反対側の扉が開くと表示されている。
では、他の駅・他の扉ではどの様に表示されるのか、調べてみた。
◇ 京セラ前 ◇ 2輌目中扉(ホーム側):進行方向 ⇒
2輌目なのでドアカット車なのだが、扉が開くように表示されている。ン? こちら側の扉? この扉、とは書かれていない。ひょっとして開く扉の方向を示している(ホームのある側)を示しているだけだった?
◇ 長谷野駅 ◇ 1輌目中扉(ホーム側):進行方向 ⇒
1輌目の中扉は閉めきりだが、開くかのように表示される。但し文言は「こちら側」。やはり扉の開く方の側を示しているだけのようだ。それなら、全ての扉が開く駅でも同じ? 同じだろうと推測したが、確認はしておかねばならない。
◇ 高宮駅 ◇ 2輌目中扉(ホーム側):進行方向 ⇐
たまたま、上手い具合に僚車が写り込んでいた。しかも車番がバッチリ! 偶然が凄い!
推測では「こちら側の扉が開く」だったが、何だこの表示? 全扉が開く駅では違う表示なのか。では、開かぬ側の表示はどうなっている? またもや疑問が増えた。
◇ 八日市駅 ◇ 2輌目後扉(ホーム反対側):進行方向 ⇐
あれ? 乗換案内が表示されている。高宮でも表示されていたのだろうか。其処まで見てなかったなぁ。
次の表示は運賃授受・切符受け渡しの方法について。無人駅では運転士が対応するが、それも表示すれば良いのに。それに上り電車停車時の武佐駅。対応が特殊なので詳しく表示した方が良い。
さて、間もなく八日市駅。開かぬ側の扉上はどんな表示になるだろうか。
ここに至って、何と電車の絵が表示された。全扉が開いて乗降自由なのに、この絵は完全におかしい。これこそ大間違い。高宮駅でも同じ表示が出ていたのだろうか。まあ、高宮も駅員が居る時間、居ない時間で対応が異なるからややこしいが。
どうせこんなコトだろうと思ってた。ホーム側と同じ表示。つまり、ホームの側が一定しない駅では、「扉にご注意」の表示が出るのだろう。写真を撮る時は隣の側線を写し込もうと頑張ってみたのだが、ギリギリ写らなかった。こんなことなら、広告を写し込んだ方が良かった。
【 考 察 】
*「扉にご注意」が表示される駅
ホームの側が一定しない、米原,彦根,高宮,八日市,貴生川,近江八幡の6駅ではこの様に表示されると考えられる。まあ、判らないでも無いが、扉の開く側は表示された方が良い。
ここで一つ疑問が湧く。折返しで逆線進入する場合のある日野駅ではどうなのか。また、希に右側進行(特にイベント車)となる尼子駅ではどうなのか。誰か確かめてみて。
*「こちら側の扉」「反対側の扉」が表示される駅
上記外の全ての駅。扉が開く開かないに拘わらず、ホームのある側が示される。確かに間違いでは無いが、十中八九扉が開く場所を示しているように捉えられる。やはり改善を求めたい。