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◇ 彦根へ ◇
高宮での撮影後、続いてやって来る列車で彦根詣で。全般検査を受けている804Fの状況が気掛かり。車庫の方を見ると概ね検査は終えたのか通電している。望遠で撮ってみると804Fの横には103号車、奥には1103号車の姿が見える。フラットが酷いので車輪が転削されているらしい。そして肝心の804Fは、エッ? 試運転!
今まさに試運転の準備が整えられているかのように見える。手前の808Fは804Fが出てくるのを待っている?
彦根の駅員氏に尋ねてみると、この日は試運転は無しとの事。では何時? と云う質問を重ねる図々しさは、 “すいてつ” には無い。
◇ 八日市へ ◇ 301Fに再び乗車
ほどなく301Fが米原から折り返してくるので、それに乗車。車内では前記事で触れたように扉上の表示観察。下車する八日市駅到着時には、新たな表示を発見することが出来た。
さてこの日は821Fも仕業に就いているので、其方の並びも狙ってみたい。既に前記事では高宮での301F+821F並びをご紹介したが、八日市でも嬉しい並びが実現していた。先ずは、821F+901F。今回初めて撮れた取り合わせ。これがパンタ側だったらなぁ。
実はこれだけでは無い。先ほど乗車した301Fは八日市線内を往復しているので、ネタ列車3並びとなっている。 (901F:1803レ 821F:8104レ 301F:5913レ 八日市 11:11)
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2時間後には901Fと821Fが位置を入れ替えての並びが実現するが、2時間待ってそれを撮る元気は無い。次の目的がハッキリしているのは、此の地での4時間後。さて、それまで何しようか? そうだ、821号車の運転席がまだ撮れてない。乗車を兼ねて撮りに行こう!(← 別記事でも少し触れた内容)
◇ 高宮へ ◇
821Fが下り電車となって戻ってくるのは2時間後。ただ待っていてもしょうが無い、お迎えに行くことにしよう。とは云え上り電車が来るのは1時間後。日中1時間毎の運転(本線)は、短距離移動には辛い。以前は30分毎だったらしいが、その頃は活気があったんだろうなぁ。
12時の電車に乗って高宮へ。その電車と隣の彦根口駅で対向して821Fは下ってくる。運転席が撮れるのは運転士が居ないタイミングなので、狙いを八日市の長停車に定める。それまでは821Fの揺れを堪能。
◇ 八日市にて ◇
八日市の長停車中は運転士が席を外すが、停車してすぐに運転士が席を立つわけでは無いので、先ずはホームで並び画撮り。 (821F:1807レ 901F:8108レ 八日市 13:10)
右のホーム反対側には、301Fが停車している。
821Fに戻ると、何と乗務員が待機したまま。運転席が撮れない。運転士の養成訓練が行われているらしく、運転室には常に2人が居る。こりゃ、運転席を撮るのは骨が折れそう。
◇ 日野へ ◇
さて、どうしよう。我武者羅に運転席後ろで構えると、途中の無人駅での運中授受に差し支えるのでそれは出来ない。そうだ、右側ホームならどうだ? 運転士が扉開閉のため席を立つに違いない。下り電車がホーム右側となるのは、京セラ前,朝日大塚,朝日野の3駅。で、その結果は、駄目だった。指導員が扉開閉を受け持ったのだ。そしてそのまま日野駅に到着。長停車なのだが、やはり乗務員は待機したままだった。 (821F 1807レ 日野 13:42)
仕方が無い、戻ろう。
◇ 再び八日市 ◇
八日市でまたまた1時間待って、見られた光景がこれ。高宮ではパンタ側が撮れたので、これで両側共が揃った。
そして3番線には、こんどは901Fが停車している。 (301F:1907レ 821F:8112レ 901F:1907レ 八日市 15:10)
待ってばかりの並び撮りだったが、この日の収穫は大きかった。
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⇒ 並びを撮る その肆に続く