気ままな 汽車好き

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近江鉄道 821Fを追う (2020.8/9)

◇ 821Fと対向 ◇

 821Fを撮るため、前日に引き続き貴生川から近江鉄道入り。朝夕しか走らない「日野」行きに、821Fが充当されるハズ。是非撮りたい!
 さあ、果たして821Fは目的の列車に充当されているのか? 乗車している貴生川初電の810Fから前方を凝視していると、独特の食パン顔が見えてくる。良かった、前日のボヤ騒ぎにもかかわらず、所定通りに運用は流れている。

 動画で撮ったその様子はこちら(821F:6801レ 水口)⇒

◇ 日野で待つ ◇

 日野に到着すると、対向列車は珈琲電車の802Fだった。この光景もしっかり捕獲。 (810F:8500レ 802F:5801レ 日野 6:35)
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 意識せずとも和の光景が撮れるこの駅は、誠に素晴らしい。
 さて「日野」行きをどう撮るか? 少々考えた。LED幕を撮るのだから50⁻¹sのスローシャッターとなるなので、正面撮りか駅撮り、または流し撮りしか無い。かといって貴生川の発車待ちを撮るのは安易すぎる(折角遠出してるのに)し、水口は対向列車が邪魔になりかねない。そうだ日野、日野折返しは逆線進入だったハズ。その光景を撮ろう! 幸いLED幕は折返しの準備が整うまでは「日野」表示のハズだし。

◇ 日野百景 ◇ 百は大袈裟だけど・・・

 山を下って橋梁を渡り、大きく弧を描きながら勾配を下り、列車は日野駅に到着する。その光景も実に見事。多くのアングルがある。ホームからでもこれだけの写真が撮れる。 (821F 8600レ 日野 7:02)
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 橋梁を渡り終えて木々の間から姿を現した列車。橋梁を渡る轟音が合図となる。駅外から狙えば、ケーブル類は躱せるだろう。
 築堤を下る姿も絵になる。新たに整備された(と云っても整備されてから相当経つが)道路沿いの電柱が、駅から狙うと邪魔になる。
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 電車は結構な速度(但し最高速度は60km/h)で下ってくるので、シャッターチャンスを逃さぬように注意。
 そして50秒後、やっと電車が入線してくる。本来は分岐してこちらの上り線に向かってくるのだが、日野折返し列車なので直線側の下り線に入線する。この光景を良く知る者ならもっと好いアングルを選ぶだろうが、残念ながら “すいてつ” は行き当たりばったり。この絵を撮るのが精一杯。
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 そして下り線ホームに到着した上り電車。LED幕が切り替わる前に目的の「日野」表示を撮り終える。
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 絵になるこの駅で撮る事にして良かった。

◇ 折返し発車 ◇

 別記事でも少し触れたが、折返しの間に821号車の運転席をやっと撮影。そして発車のシーンは保存されているタッグローダーとのコラボで。日野らしいかな。 (821F 6803レ 日野 7:11)
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 日野折返しの動画はこちら ⇒

 

 この後は場所を移して821Fの撮影を続行したのだが、えらいことになってしまった。