気ままな 汽車好き

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821F 一般運用に就く ①  (近江鉄道 2020.10/10)

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◇ 秋は夜長 ◇ 2020.10/9

 どんどん日暮れが早くなり、定点撮影を兼ねての夕方の出庫運用確認を諦めたのが秋分の日。何せ仕事は減っとるし、早よ帰れ言われるし、運用を確認したところで4日後でないと撮れへんし。ンな訳で、以前には考えられなかった時間に帰途に就いている。でも週末はしっかり見とかんと撮影プランが組めない。そこで彦根までちょっと足を延ばして運用調査。不明だった運用が次々と明らかになる。そして・・・

◇ 821Fが居ない? ◇

 彦根の車庫・車庫線に821Fが居ない。但し真っ暗なので庫の中の電車が見えていない可能性もある。停留している編成を数えていくと・・・やはり821Fが居ない。運用に就いてる! 運用差し替えが発生してないと仮定すると、前日の夕刻出庫だと云うことが判った。

◇ 翌日の雨と所用 ◇ 2020.10/10

 台風14号の影響でそこそこの雨が降っている。でも予報では昼頃に止むらしい。一縷の望みを掛けて所用鞄にデジイチとビデオカメラを放り込み、時を待つ。果たして雨は止んだが、所用が済んだのは821Fが去った後。仕方ない、戻ってくるのを待つとしよう。
 現地に着いたがまだまだ電車は来ない。先に上り電車が来るので其方を撮影。正面撮りなのでLED撮りすることとし、設定は50⁻¹S。但し縦撮りなのでブレ止めを効かせてあるとは云え、撮り難いことこの上ない。後車が見通せるようになる時から前車の側面が見えなくなるまで兎に角連写。レンズがやや右に振れてしまったものの、何とかLEDは止まってくれた。 (810F 8112レ 愛知川-五個荘 15:22)
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◇ 背が高い秋の草 ◇

 定番地に向かうと一旦は草刈りされていた堤の上は既に秋草でびっしり。夏草は広がり秋草は上へ伸びる印象があったが、その通りの状態。ただ河川管理の関係か丁度撮り易い位置が草刈りされていたので、有り難く構えさせてもらうことにした。しかしながら此処は蚊がワンワンする場所でもある。カメラバッグには虫除けスプレーを忍ばせてあるが、この鞄には無い。幸い雨上がりなので蚊への貢ぎ物は極少量で済んだ。

◇ 曇りだけれど定番撮り ◇

 愛知川橋梁ではまだ821Fを撮ったことが無い。構える場所では視点を下げると国道の橋脚の目障りな虹模様(川の水位計)が入るし、視点を上げると国道の青い橋梁が目に付く。両方が画角に入らぬ立ち位置を探し、スタンバイ。自動ピントが不調なので基本置きピンなのだが、真っ直ぐ持ってないとレンズの鏡筒が動いてしまうし、非常にやり辛い。
 踏切が鳴り821Fの接近が告げられた。先ずはトラス橋メインのショット。眠ったようなLED幕がチャームポイント !? (821F 1909レ 愛知川-五個荘 16:01)
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 接近戦はピント合わせが間に合わずオートで対応。何とか撮れてくれたが、後尾が隠れぬようあと一歩引き付けたかった。
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 普段よりかなり増水してるが、どうも中途半端な水量。

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