気ままな 汽車好き

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近江鉄道 静かなる変化 第12報 綺麗になった「太郎坊宮前」駅

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◇ 工事予告 ◇

 窓の外を見ていると、フト目に飛び込んできた工事予告。ホーム幅が狭いので、上屋の壁に貼られた掲示物がはっきりと読み取れる(老眼でも)。その工事予告は駅内外に貼られていたので、駅名標コラボで記念撮影(?)。 (2020.9/26)
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 断っておくが、これはアパートへの入口では無い。

◇ 屋根が無い! ◇

 どんな改修が行われるのか楽しみだったが、或る日屋根が無くなっていることに気付いた。骨組みだけになっている。この日に訪れたファンは一様に驚いていた。  (2020.10/10)
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 ベンチのうち1ヶは何と一足先に新装為った駐輪場に移され、臨時待合所となっている。
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 上屋の下に有った掲示物は養生されているので、建て替えるつもりでは無いことが伺える。

◇ 工事終了? ◇

 月末には波スレートが貼り替えられ、塗装もされて綺麗になっていた。全容写真では何が何だかさっぱり判らないので、先ずは駅の外側をクローズアップ。 (2020.10/31)
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 臨時待合所がそのままとなっている。真新しいのは良いのだが、如何にも殺風景なのが気に掛かる。
 ホーム側から見てみると、こちらは波スレート部が色違いで、爽やかな印象。でもこれ、単に波スレートが無塗装なだけだったりする。鉄骨はしっかり錆落としをしたのだろうか、ややこしいのを塗り込めてしまってる印象は無い。
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 ホームに有るベンチはホームと一体になっている(?)ので動かせなかった模様。ただ臨時待合所が外に有るので、臨時待合所に誘導されてしまい、ホームで待つ人が居なかったりする。上屋は照明器具がそのままなのが残念。電線も何とかせん?

◇ 消えた 時代の生き証人 ◇

 ホームに降り立ってみると、ホーム上面も手直しされているのが判る。アスファルトのホームって最近多いみたい。上り側のフェンスはそのままで再塗装はされていない。駅名標もそのままみたい。
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 ホームの上り側に対し、下り側は部分的にアスファルトになってるのが どうも中途半端。そしてアスファルトの周囲は真新しい柵。さて、この柵になる前はどうだったか、覚えてる?
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 工事前の写真と見比べたら判るが、枕木製の柵が無くなっている! 今時では珍しい柵だったと思うが、こういう当たり前だった光景ほど守るのは難しいし失われると戻らない。過去何度となく云われてきたことが、また繰り返された・・・まぁ、枕木製の柵はその気になれば復元出来るけど。ところで撤去前の朽ちかけた味のある姿、ちゃんと撮ってる?

◇ 工事は継続? ◇

 工事の予定は10/1~11/30だった。工期はまだ1ヶ月残っている。今後は周辺整備や上屋の飾り付け等が行われるのだろうか。駅前整備もされる予定があるみたいだし、この駅は小さな大変貌を遂げるのだろうな。

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<完>

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