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◇ -八日市-河辺の森- ◇
第3篇のスタートは八日市駅。3度目の登場となる八日市駅の駅名板は、今度は本線の駅名板(ここだけ読んだら何のこっちゃ判らんだろうなぁ)。近年「八日市は妖怪地」というイベントがあったりしてるので、その内妖怪入りの駅名板になったりするんやろか。
河辺の森駅の駅名標枠は従来タイプだが、ホームの柵と同色に塗られているのが特徴。焦げ茶色かな、唯一の存在。新設駅なのに従来タイプの駅名標枠を使用していると云うのも面白い。
◇ -五個荘-愛知川- ◇
両駅とも従来タイプの駅名標枠で、白く塗られている。その一言で紹介は終わりかと思っていたら、何か変。愛知川駅の駅名標枠の、下側の駅名板取付ステーが通しでは入っていないみたいで、ネジが左右にしか無く位置も高い。広告の取付ステーも高い位置にある。寸詰まりになった異色の存在だが、このタイプの駅名標枠は もう1駅存在する。
愛知川駅の駅名標には駅名板の中央両端にもネジが見えるのだが、ステーがあるようには見えないし、一体何なんだろう?
◇ -豊郷- ◇
近江鉄道の鉄道むすめ「豊郷あかね」が駅名板に描かれている。ビール片手の(飲んでるわけでは無く ビール電車で接客中)夏姿と、カンテラを持った冬姿。近江鉄道には実際に女性駅員も居るので、探してみたら?
えーと、駅名標枠はここも従来タイプで塗色は白。この駅名板のデザインには白い枠が似合うように思う。なおハングル文字辺りに何か気付いても、そっとしておくこと。
また駅の近く(700m位)には、 「けいおん!」(「けいおん ! ! 」かな?)の舞台となった高校のモデルとされる、豊郷小学校旧校舎がある。旧校舎は保存されており、無料開放されている。訪れる人は多いようで、それらしき乗客を少なからず見掛ける。
ホームに掲げられている大きなイラスト、「けいおん!」と関係があるのか無いのかよく判らないような存在なのだが、4枚共近江鉄道が描かれている。車内はかなり細かく描かれていて車番を特定出来そうな程だし、落ち葉の電車も面白い。(パンタグラフの事には触れないように・・・)
ところで、冬の絵のどこに近江鉄道があるか判った? なかなか憎い演出やね。
◇ -尼子-高宮- ◇
久し振りに従来色の駅名標枠が現れた。尼子駅は島ホームなので矢印の向きは逆になる。駅自体は交換駅になった時に改装されているので、駅名標枠は白い方が似合う。早う塗り替えてもらいや。
高宮駅の駅名標枠は愛知川駅と同じで、広告枠が上に寄った寸詰まりタイプ。色も同じ白色。但し良く見るとネジの位置が異なるし、ネジもえらい少ない。どうなってんだろう。それはともかくとしても、愛知川駅と高宮駅だけ寸法が異端なのは、何故だろう?
⇒ 次篇に続く