気ままな 汽車好き

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近江鉄道各駅停車  駅名標の旅 4 多賀大社前 ⇒ 米原

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多賀大社前- ◇

 駅番号順(昇順)に従い、高宮駅の次は多賀大社前駅を紹介。隣駅が台湾国内という、時空を越えた駅名板が存在する。勿論ガチャコンが999号よろしく空を飛ぶわけでは無く、姉妹駅協定締結記念のモニュメント。台湾では “ がちゃこん” はどの様な人気になっているだろうか。
 さて本来の駅名標は板だけのもの。最近「~前」という名の駅が増えたが、駅名自体はそのまま残して(歴史があるのだから)おいて、サブタイトルの様な形で付けるようにして欲しいなぁ。時刻表には副名もハッキリ記載することにして。
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◇ -スクリーン-高宮- ◇

 此処で新型の駅名標枠が登場。スクリーン駅駅名標枠はアルミ製で、ネジが見あたらないことからスリットに収まっているものと思われる。今の駅名板のデザインと、良く合っている。この駅名標には裏側にも駅名板が取り付けられており、駅外からも駅名標が見えるようになっている。柵が有るけど。
 2度目の登場の高宮駅には、支線直通の駅名板も存在する。駅名標枠は前回紹介した上りホームに有るものと同じく、広告枠と下側の取付けステーの位置が高い寸詰まり型。高宮駅からの上り電車は、1番線だけで無く3番線からも発車する列車があり、全然乗り場が違うので注意が必要。なお、駅名標の向こうに見えているのは、2番線の本線下り電車。
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 ところで、スクリーン駅SCREENホールディングス社の敷地内にあるって知ってた? ただし海芝浦駅とは異なり、SCREENホールディングス社員でなくとも駅外へは出ることができる。

◇ -彦根口-ひこね芹川- ◇

 彦根口駅駅名標は従来型で、塗色もそのまま。駅名標が建っているのは上りホームで、下りホームは駅名板が上屋の壁に貼り付けられている。
 近江鉄道唯一の平仮名の入った駅のひこね芹川駅は、新設駅らしく駅名板が上屋の壁に貼り付けられている。遠目では駅名板のみだと目立たず、ちょっと探すことになる。やはり駅名標枠の存在感は凄い。
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◇ -彦根鳥居本- ◇

 彦根駅駅名標スクリーン駅と同じくアルミ製の枠でネジ無し。だが印象は随分違う。柱が丸みを帯びており、柵などに使用されるアルミ押し出し材を利用しているのだろうか。ただ かなり太め。
 鳥居本駅駅名標は白っぽく写ってしまっているが、従来型の駅名標枠で塗色も従来の薄緑色。ただこの駅の駅名板もハングル文字部分に違和感が・・・
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◇ -フジテック前-米原

 フジテック前駅駅名板のみ。この辺りは米原駅改良で線路位置が変更されたはずだが、どうせならフジッテック社に近付けても良かったかも。周囲には民家無いし・・・
 米原はこれまたアルミ製の駅名標だが、横枠が無いのが特徴。裏地板を入れて駅名板を接着してるのかな。今後はアルミ製の駅名標枠に随時変わってくんだろうなぁ。(ハングル文字周辺には目を凝らさないように・・・) -終-
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