気ままな 汽車好き

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『WestExpress銀河』の旅 <Ⅴ> フリースペース 「遊星」 魅惑の車内と鉄道イラスト 

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4号車:「遊星」3! ◇ 広いフリースペース!

 隣の5号車からだと、自動扉が開いた時に目に入るのがこの光景。4つのゆったりしたボックス席とその先の自由空間で、公園の様な作り。思い思いに くつろげるようになっている。「遊星」を堪能したい人で一杯になるかと思ったがそんなコトは無く、多い時(食事時)でも10数人ほどだった。自席でも充分くつろげるからだろうし、時間帯をずらせばガラガラの時も多かった。
 もうすぐ乗車客のある停車駅なので、開扉を扱うべく乗務員氏が控えている。カウンターの中にいるのは添乗員。配布の食事(弁当)は、手のアルコール消毒を毎回繰り返しながら手提げビニール袋に入れていたので、相当手間が掛かっていた。
f:id:hato_express:20201119232954j:plain パンフレットのCG写真と見比べてみると、クッションの数が減らされているのが判る。クッション自体は置かれているだけで、固定されてはいない。クッションが無地なのは、これも持ち去りを懸念してのことなのだろうか。銀河や遊星ロゴ入りだとやはり欲しくなってしまうだろう。
 テーブルの位置からすると此処は単に腰掛けるだけでは無く、お座敷のような使い方も考えられてるようだ。まるで縁側。実際この場所で食事(弁当)しようとすると、上に上がった方が使い勝手は良かった。窓横にも高いテーブルが備え付けられているが、こちらは利用されることはあまりなかった。

◇ 4号車:「遊星」! ◇ イラストに つい目が・・・

 ボックス席の辺りには細かい鉄道イラストが描かれており、つい見入ってしまう。形式は書かれて無くとも、鉄なら充分言い当てることが出来る仕上がり。モハ52(旧流)が描かれている辺りは、タネ車との絡みだろうが鉄心をくすぐってくれる。湘南電車(300番台全金車)や153系(非冷房)もあり、歴代の関西急電~新快速が一堂に会している。でも良く見るとモハ52は登場時の姿なのだが、中間車は2輛ともサハ?(次の写真)この辺のところはJR西日本が責任を持って監修して欲しいところ、 
 電車は他には151系では無く181系583系。クハネは583より581の方が特徴が有るので線画向きだと思うんだけど。寝台客車は窓が低い25型(或いは15型)。電気機関車はEF53,EF66,EF58,EF65(屋上の小窓が5つ),EF60といったところ。
 ただこの中に貨物列車が無いのは残念。SGの無いEF60が旧客を牽くのは、実例が無いわけでは無いがちょっと不自然なので、やはり貨物列車の先頭に立つべきだろう。線画なので旧型車だけで無く、車扱い貨物列車の絵も映えるだろうし。あとEF58の飾り帯が描かれていないのも残念。ナンバープレートも描かれてないので、どうも間の抜けた感じ。
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 C62の次位はナハネフ10だが、これの題材は何なんだろう? 実際にはネが付く編成なら機関車の次位はユ・ニのはずだろうけどね。その下には、何故かオハ61。此処こそスロやマイテを描けば良かったのに・・・ 展望車の細かな造形はかなり映えるはず。
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