「・・・・(きっぷの番号は)7番。米原は1番の時が多いンや」
全てはこの一言から始まった
◇ 何のこと? ◇
ワンコインスマイルきっぷの子供用をコレクションしようと米原駅で購入した際、駅員が子供用のワンコインスマイルきっぷを差し出しながら話されたのが冒頭の台詞。こりゃ好いこと聞いたわい。
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◇ 年末年始お出かけきっぷ発売 ◇ (2020-2021)
いよいよ「No.0001」奪取に向けての実行が試される時がやってきた。この切符は2020.12/28(月)~2021.1/5(木)が発売期間&通用期間であり、この前後は通常の1デイスマイルチケットが発売されるので、12/25(金)~1/11(月)の長期にわたりフリーきっぷが連続して発売されることになる。
◇ プランニング ◇
さて12/28(月)はどの様に攻略しよう? 最初は営業時間が始発からと勘違いしていて、これでは琵琶湖線の始発で行っても全然間に合わないからGoToキャンペーン利用で米原に宿泊し・・・テナ事もチラリ思ってもみた。落ち着いて米原駅を調べると、何や、7:30営業開始やン。
近江八幡から近江鉄道入りした場合、近江鉄道の始発を利用すれば
(近江八幡 614)-9100レ- 724 米原
なので、営業開始には間に合うことになる。だがしかし、常識的に考えて9100レ着時刻に合わせて窓口は開くはず(次の列車まで間が空くので)。となると、万全を期すためにはその前に着いておかなければならない。結局米原駅には琵琶湖線の2番電車で向かうことにした。
(近江八幡 629)-9902M-656 米原
◇ イザ 米原駅へ! ◇
未だ夜が明け止まぬ中を電車は疾走する。米原駅に到着しても日の出まではまだ8分、薄暗い。足早に近江鉄道の窓口へ向かうと、やはりこんな酔狂なことを試みる者はいないと見え、誰も居なかった。このまま30分、何して過ごそう。色々パンフレットが置いてあるが、あまり興味を引くモノは無い・・・
◇ 近江めぐり旅 ◇ 近江鉄道で行く
面白いものが見つかった。「 近江鉄道で行く 近江めぐり旅 」こんなのあったんや。あまり部数が無いので、見掛けられた時は軽く目を通してみては如何?
◇ 窓口が開いた! ◇
やがて窓口の中から物音がしだした。営業開始に向けて準備を整えているのだ。そして窓口が開いたのは7:15過ぎ。意気揚々と切符を購入する。狙い通りNo.0001だった!
改札鋏の切れ味が悪くなっているのはご愛敬。
その後も観察を続ける。電車到着までにフリーきっぷ狙いの乗客やファンは現れない。電車から下りてきた乗客はどうか? この中にもフリーきっぷを求めようとする者はいない。
結果としては早朝からこの時期にフリーきっぷを求める乗客は米原には居なく、No.0001狙いのファンも現れなかった。近江八幡始発で来ても結局大丈夫だったわけだが、No.0001が入手出来たことだし、状況も把握出来たことだし、ヨシとしよう!
⇒ 次篇へ続く