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◇ 疼く鉄魂 ◇
家に帰ってノンビリTweetを見ていると、あれ?「多賀大社前」駅の硬券切符! 「21.-1.-1.」の日付刻印の「2」が薄い場合が多くて「1.-1.-1.」に見えてしまうと、各駅の硬券を集めたそのフォロワーさんはTweetでリポートされていた。これを見てしまうと居ても立ってもいられなくなり、初詣臨の運用調査を兼ねて再出撃を決定。第一子供達はアルバイトで居ないし、妻は出勤だし・・・
◇ 彦根再訪 ◇
朝と違って明るい彦根の駅。折返し時間の間にじっくりと構内を観察する。故障した301Fは予備編成待機線(?)に留置されている。重大な故障との噂もある。走り始めてまだ5ヶ月、早い復旧が望まれる。
821Fはいつものようにいつもの場所でお休み中。809Fも年末から連れ添っている。えらい雪や。
乗り込んだのは珈琲電車802F。通常なら朝に彦根に到着後入庫する運用だが、そのまま初詣臨に就いている。そしてもう一つの初詣臨に就いていたのは101F。その101Fの彦根到着を待って珈琲電車は発車する。101Fの方は彦根到着をもって この日の臨時運用を終える。
◇ 多賀大社前駅へ ◇
多賀大社前駅に到着すると、入れ替わりに隣から定期の列車が発車する。朝に乗った赤電だ。
あまりいい背景では無いけれど、赤電の走行シーンをやっと撮ることが出来た。
駅では多くの参拝客を迎える用意がなされていた。発車時刻と行き先を大きく掲示する、懐かしい光景が其処にある。
それにしても何で「臨時」を消してあるのだろう。この電車は臨時電車なのに。
折返し時間はたっぷりあるが、多賀詣でするには短すぎる。普段は閉まっている役務室は賑やか。ただ新型コロナ禍のせいもあるかもしれないが、乗客は多くはない。
◇ 有り難そうな入場券 ◇
「多賀大社」と「1.-1.-1.」のコラボは如何にも縁起が良さそう。え? 何で「1.-1.-1.」かって? 何故か多賀大社前駅のダッチングマシーンも「2」の刻印が薄く「21.-1.-1.」のはずが「1.-1.-1.」に見えてしまう。
裏を見るとNo.1666、何か微妙。赤ペンはその日の営業を終えた時、切符に入れる印らしい。多賀大社前駅の臨時営業は間もなく終了するので、一足先に赤ペンを入れてしまった? それとも、前日(昨年の年始 !?)のもの?
⇒ 多賀線のこの時の状況はこちら
◇ もう一つの「1.1」 ◇ ガチャのる!スタンプラリー
実はこの日は、もう一つの目的を持って近江鉄道に乗車していた。3日前にスタンプラリーをコンプしたフォロワーさんが新しいスタンプラリーシートが手渡されたとのTweetを上げておられたので、 “すいてつ” も新シートを2日前に八日市駅にもらいに行った。この時は旧シートとの引換になったが、今は旧シートが回収されると云うことは無い。
さてその新シート、「21.1.1.」でスタンプを揃えてやろうと、朝から持ち歩いていた。先の記事では日野駅で入場券を購入したところまでを書いたが、そのまま折り返して帰宅したのでは無く、終点:貴生川まで行ってたのだ。
貴生川駅では乗って来た電車と留置電車を見下ろし撮影。留置車輌を撮ったのは初めてだが、なるほど、こんなアングルがあるのか。
ともかくこれで「彦根」「八日市」「貴生川」の3駅のスタンプが集まった。貴生川駅では「協力店のスタンプが揃ってないと押せない」と訳の解らぬことを言われたが、「そんなコトは無い」とスタンプを押させる。駅を起点に協力店を廻る場合、最初に押すしか無いやん!
そして最後のスタンプは近江八幡駅。丸一日が経過してのこの残雪は、滅多に無いこと。
これが「21.1.1.」が4ヶ並んだスタンプラリーのシート。なかなかのもの。
⇒ 番外編へ続く