● 手強い上りカンガルライナー ● 試行錯誤
西濃運輸がJR貨物と連携して走らせている混載ブロックトレイン「カンガルーライナー〇〇」。琵琶湖線で昼日中に狙えるのは2059レ,5050レ,5060レ,5061レの4本。何れの列車も西濃運輸の青いカンガルー・コンテナは下り側に積載される。
下り列車なら機関車の後ろにズラリと青いコンテナが並ぶが、上り列車の場合は機関車から数輛の一般コンテナ車が並んだ後ろに青コンテナが来る。これが邪魔。列車の統一感を表現したい場合は、如何に一般コンテナ車を目立たなくさせるかがカギとなる。普通に考えられるパターンは、カーブで撓る列車を狙って機関車を真っ正面に置き、機関車後ろの一般コンテナ車を隠してしまうと云うもの。だが “すいてつ” の縄張りには良さげなカーブが見あたらない。条件が幾らか合いそうなのは草津駅下り側のカーブ。ぶっつけ本番で撮ってみるか。
● EF210-115:5060レ ● 一般コンテナは何処に?
改めてホーム端に立ってみると、保安装置のBOXや架線柱,接近表示灯をどう躱すかに悩む羽目となった。何やねん こいつら。
たくさんある草津川隧道の、どの穴を使ってどの立ち位置でどのタイミングで撮ればいいのか? 列車が来てみないと判らない。ええい、ままよ(って、やっぱりぶっつけ本番かい!)
列車が見えた。3つの穴から覗いてみる。あれ?あんなところ、カマの前に接近表示灯が陣取ってやがる。 (草津 11:26)
隧道突入寸前は見えないので狙えない。次に撮ったのは草津川渡河中(?)。こういうの好きな方もいるだろうから参考までに。
撮るのはちょっとタイミングが遅れたが、隧道から顔を出した時点が一番いいかも。それにしても左が入ってへんわ、傾いてるわで酷い出来。はよ他にエエ場所見つけんとな。
何気に115号機の青桃化後のカンガルーは初撮影。(側面見えてへんけど)
● EF210-333:5061レ ● 330番以降のカンガルー牽引初撮り
カンガルー牽引の押し桃はまだ11機しか撮って無いのだが、何故か再会率が高くコレクションが増えない。一番近くの大拠点区のカマが、撮り集め辛いとはこれ如何に。 (草津-南草津 15:03)
EF66なんてその最たるもので、スジ自体が5時と9時にしか無いもんな。
● EF210-341:59レ ● 桃牽引福山レールエクスプレス未撮はあと9機!
もうひとつのカンガルーライナー:2059レはカマが事前に読めないが、それ以前に大遅延で午前様の様相。そしてこの列車、デビューしたての341号機が充当されたのは偶々だと思うが、同じく遅延している。三島通過(9時半頃:2時間20分延)以降は情報がSNSに流れず、かなりヤキモキさせられた。専用ブロックトレインなのでJR貨物輸送状況にも載れへんし。
再び情報が上がったのが木曽川通過時。3時間20分延と1時間順延している。でも木曽川ならその後の通過時刻が読める。大体の時刻を推定して出向こうとした時、南彦根通過の情報が上がった。普電795Tの続行で下る事がこれで確定。 (草津-南草津 15:47)
草津駅では59レは待避線に入り、新快速を先に発車させるのが定刻の運転。だが遅延のため待つ必要も無いのに待避線に入り、1分停車で発車していった。「〇〇レはこの経路」と決められていて、乱れ時にも滅多にそれは崩さないようだ。経路変更を行うと色々と面倒なのだろう。電算化の弊害やな。 (終)
⇒動画はこちら