気ままな 汽車好き

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“ICOCA大廻り”&“¥390特急”の旅 <Ⅲ> オーシャンアロー&スーパーはくと

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オーシャンアロー 制御式自然振り子は作動停止中?

 時刻表を見てみると283系使用列車であろうとなかろうと所要時間が大差ないので、検索するとどうやら制御式自然振り子は使用を停止してるようだ。初オーシャンなんやけど、まぁしゃあないか・・・

 ・和歌山13:50-14:46大阪:2070Mくろしお20号

 乗車する「くろしお」20号は非貫通型が先頭だった。どのみちパノラマ型先頭車はJ-WESTチケットレス390対象外のグリーン車やから座席はあまり考えずに中間車を選択してるし、乗車区間は都市部なのでラウンジコーナーにも立ち寄ってない。どのみち先客が居たし。 (2070M 和歌山)

 座席のモケットが明るい青なので車内も明るい感じ。だが照明はちょっと暗げ。外観はワクワクする車輌だが、アコモは新型車輌には敵わんなぁ。テコ入れする気も無さそうやし・・・

 各座席の背面には津波発生時の対処案内が置かれているが、経年で擦れてしまった感じで雰囲気をスポイルしてしまっている。


 使用した指定券は写真の左側。新大阪まで指定を取ってしまったけど、それだと行路が一筆書きにならない(≠大廻り乗車)ので、大阪で下車する。

うめきた 京都のお茶トレインと再開 !?

 大阪駅24番線で下車後、うめきたホームをブラブラしてると緑の電車が到着。 113系!ではなく221系京都のお茶トレイン」。1編成だけの存在。 (2458S 大阪)

 車内は枕カバーが専用の特製品となっている他は肩広告や吊り広告がジャックされているのみ。とは云っても枕カバーを誂えるだけでも相当費用が掛かってそうやけど。 (クモハ221-24)

 それにしても京都のお茶トレインに2種とも遭遇できるとは幸運。是非編成撮りしたいなぁ。

スーパーはくと HOT7000系

 221系京都のお茶トレイン」を追っ掛けたいところをグッとこらえて3番線に移動する。特急から特急へと乗換えると云う贅沢なプランの次の特急は京都始発の「スーパーはくと9号」。展望先頭車を先頭に入線するところを大阪駅の旧来の上屋の鉄骨柱を絡めてパチリ。先頭席をGetしたいところやけど自由席はJ-WESTチケットレス390の対象外なんだなぁ、これが。それにしても何で展望先頭車をグリーン車にしなかったんだろう。 (7059D 大阪)

 HOT7000系初乗車で、乗り込むのは最後尾5号車。この「スーパーはくと9号」は金・土・休日のみの運転なので、これが大廻り日に金曜日を選んだ理由。

 妻面にはモニターが設置されてるが、画質は悪い。

 車番から推測される通り、最後尾5号車は貫通型で前面展望は全く利かない。写真の奥左側は多目的室で、奥右側の壁の向こうは向かい合わせの2人席。写真は撮らなかったがこれが実にいいソファだった。

 座席には近年多用されるようになった木製パーツが和の存在感を演出し、窓側足元には如何にも後付けしました、と云った感じのコンセント。窓がカーテンガイドで2分割されてるとは知らなんだ。

 走りは重々しい(音のせい?)がパワーで振り切る、と云った感じ。2駅停車しながら姫路までが55分とは速い!

 ・大阪15:25-姫路16:20:7059Dスーパーはくと9号

 指定券は以下の通り(既出)。指定券に¥390とあればJ-WESTチケットレス390が解り易いンやけどね。

播但線 どっこい生きてる103系

 姫路で播但線に乗換え。ここにも中間改札がある。和歌山駅での経験を生かし駅係員に「大廻り乗車です」と継げると、和歌山駅同様切符も見ずに通してくれた。理解が早いのは助かるが、ええンかいな。
 乗換えた列車は蒸気暖房のレッドトレイン・・・もとい! 2輌編成の普通電車。丁度100%位の乗車率で満員(定員は2輌で278名。うち座席93名)で、通学生の姿が目立つ。

 ・姫路16:30-17:11寺前:5643M

 懐かしい揺れと走行音に包まれ、電車は寺前へと力走する。寺前1ヶ手前の新野で漸く空席が多くなったので、1駅間だけだがシートの座り心地にも浸ってみた。 (5643M 姫路)


 途中の溝口で交換した5562Mは2連×2=4連。4連だと車掌が乗務するらしい。なお後ろ側の2連は霜取りパンタを設置している。4連×3パン×2マン=1列車ってか !?

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