気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

フクレル1周年 往路 (2024.9/4)

● 始発列車でひたすら西へ ● 朝の明石海峡

 朝の早よから18きっぷ片手に始発列車に飛び乗った。琵琶湖線下り始発列車は即ち京阪神下り快速の初列車。須磨海岸を通る頃には美しい海原を眺めることが出来る。エエ天気や。 (須磨ー垂水 6:39)
 寄り添ってくるのは陽を浴びて鈍く光る、御影始発の下り直通特急4番列車。 (形状補正済 舞子-朝霧 6:45)
 サブタイトルに相応しく明石海峡大橋のコマも欲しいとこやけど、窓越しに撮るのはエラい難しぃ。今回も諦めまひょ。

 ・・・-701M-710 加古川

加古川線 電化後初乗車

 加古川 715-1325S-808 西脇市

 103系の走りはゆっくりしたもので、どことなくかつての大阪環状線を思い起こさせる。粟生-野村-谷川は最初に乗ったきりで今回が2度目の乗車かもしれない。あの頃は客車窓のキハユニ15が居たなぁ・・・。ただラッシュの時間帯なので眺望の超悪いトイレ脇の座席しか確保出来ず、超寝不足(ブログ執筆に精を出していた)と相俟って極めて不満足な乗り通しとなった。また来んとあかンな。
 野村から伸びていた鍛冶屋線は残念ながら宮津線の3セク化と同時日に廃止されてしまったが、野村ー西脇は残しておくべきだった。西脇駅は西脇市の中心にあったので需要は高かった。第3次廃止対象特定地方交通線であり、赤字路線の区間廃止は難しいため線区一括での廃止を進めるシステムだったらしいが、鍛冶屋線の輸送密度を押し上げていたのは間違いなくこの1駅間なので、惜しいことをした。元々は加古川-西脇が1つの鉄道で、後に谷川までの接続線が野村から分岐したが為に野村-西脇が鍛冶屋線に分類されてしまったんやけどねぇ。
 西脇市駅で乗って来た103系をやっとこさパチリ。キハ35時代から引き継がれた加古川色は常磐色と同じなのだが、前面の形状・塗分けが103系風味を随分と薄めている。 (1330S 西脇市 8:10)
 側面形状は紛れもなく103系の更新なんやけどね。ただエメラルドグリーンとの取り合わせは此処だけ。
 西脇市駅から乗継ぐ単行列車はクモハ125。何やらヘッドマーク付けてるな。 (2322S 西脇市 8:11)
 超閑散線区の西脇市-谷川だが、往時の本数が維持されていてちょっくら驚き。乗車して思わず1人席に座ったものの此方は山肌側で不完全燃焼。やっぱ今度乗り直そ。

 西脇市 819-2325S-850 谷川

 谷川駅では5分の乗換えの間に駅外に出てパチリとやったが、もう数m先の駐輪場から撮った方が良かったかもしれない。ヘッドマークには加古川線全線開業100周年と書かれている。何かイベントあるンかな? (2324S 谷川 8:51)

福知山線 滅茶苦茶久し振り 

 谷川駅で乗換える電車が到着。沿線密度の低い区間やけど2両編成とは知らなんだ。思いっ切りコスト削減を進めとるな。そう云えば柏原-福知山は非電化時代しか普通列車は乗ってなかったかも。 (2531M 谷川 8:53)
 この区間はどうも印象に薄い。外を眺めていても乗り通した気になれん。特に此の超寝不足頭では。

 谷川 855-2531M-929 福知山

宮福線 ドコ行くのや~ ちょっと其処まで

 福知山駅では乗換える列車まで時間があったのでちょっくら散歩(後篇に記述)。乗換える先はピンクのバス・・・じゃなかった、京都丹後鉄道ことWILLER TRAINS, Inc.の宮福線。積極的な運営に打って出ているが、今回はその恩恵をあまり受けることの無い列車&短区間の乗車也。

 福知山 1020-803D 快速「大江山号」-1043 大江 ¥350

 車輌はKTR300の単行で多分初めて乗った形式。福知山駅ではロクな写真は撮れんので、大江駅を出て行くところをパチリ。 (803D 大江 10:45)
 車内は端正なデザインでスッキリしている。一般車ながらUSB給電設備が整えられているのも驚き。時間さえあればトイレも見てみたいところだった。おや?窓の外にKTRとは違う緑色が・・・・

大江駅 鬼?百人一首

 有人駅だと思ってたら運転士が集札を行っている。どうやら駅係員は窓口業務のみこなすらしい(時と場合による?)。駅舎はちょっと変わった造形、2つの三角屋根はまさか鬼の角?そんなコト無いよね、鬼を模してはいないし。でも大江町は「鬼のまち」として売出し中だし、駅前には鬼面瓦ストリートがあるし、副駅名は酒呑童子駅だし、思い切って鬼の造形に改造した方が良いかも。
 駅前広場は鬼面瓦ストリートの南側(写真の右側)にある。バス停標識が2つ並んでいる。
 市バスのバス停標識には赤鬼の絵。デカい観光マップは鬼推し!と云う訳でも無い。
 さて “すいてつ” は何処へ行こうとしてるのだろうか?

⇒次篇に続く