気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

《 彦根城を眺めるミニクルーズ 》 誕生

● 新・クルーズ ● 今だけ県民半額

 知ったのは7/11の近江トラベルのTweet県在住者半額は割安。ところがチラシでは割引については触れられていない。県在住者半額の記述があるのは出港式案内運行開始案内のみで、ネット申込とリンクしているクルーズ説明頁には無いので迷われた方も多かったかもしれない。それはそうと、何時行こうか。 “すいてつ” の場合躊躇すると時機を失することが多い。兎に角行ってみよう。

シャトルバス ● 無料だが接続悪し

 近江鉄道利用で彦根駅に降り立ったのは12時前で、その直後にシャトルバスが彦根駅に到着。しかし出発時刻は1230なので、ただただ半時間は待つのみ。これが復路だと船からの乗換時間が僅かで、彦根駅には近江鉄道が出発した直後に到着することになる(1時間待たされる)。10分程時間をずらせば良い乗り継ぎが出来るはず。何とかせぇへんのかね。

 無料シャトルバスの乗り場は線路沿いに沿うバス停の一番端っこ。まぁこれは仕方ないか。

 シャトルバスの車内にある時刻表。運転日は土休日のみ。途中彦根城で下車可となってるが、これは当然彦根港からの帰りの乗客に対してだろう。

 結局往路・復路とも乗車客は “すいてつ” のみだった。

● 乗船 ● Kirari丸

 彦根港。施設はコンパクト。竹生島航路第2便が戻って来ている。この日の就航船は「Kirari」。このままミニルーズ航路に就航する。

 乗船券。乗船時に右端はもぎられる。裏面は白紙。日付が入ってないのにちょっとビックリ。

 彦根港には擦り切れたスタンプが置いてあった。右は乗船記念のステッカー。

 「kirari」は3隻ある船舶の中で一番大きいが、最高速度は遅い。

 1階船室。広い。

 リクライニングは効かない。

 2階への階段は船尾にある。

 2階展望席。最初は皆着席していたが、次第に立って手摺りに掴まる人が多くなった。前は操舵室で窓がまるでミラー。左にチラリ見えている塔は、フジテックのエレベーター試験設備。

● 航行 ● ボランティアガイド付き

 出航すると直ぐにボランティアによるガイドが始まった。琵琶湖の概要や鳥人間コンテスト云々かんぬん・・・
 ところで、琵琶湖にはいくつ島があるかご存じだろうか。答えは4ヶ、意外と少ない。その中で一番大きいのは「沖島」で近江八幡市の沖合にある。淡水湖の中に人が住む、日本唯一の島でもある。

 次に大きいのが湖北の「竹生島」。長浜市に属する。

 3番目が彦根市の沖合にある「多景島」。竹生島同様連絡船が出ており、上陸も可能


 最後は岩礁の様な「沖の白石」なのだが、多景島に隠れてしまって船からは見えない。

彦根城を眺める ● メインのはずなのに説明はわずか

 出航してしばらくは商業施設を従えた姿を見ることが出来る。賑やかな雰囲気。

 左隣にある「平和堂HATOスタジアム」は陸上競技場。2025年に開催される「わたSHIGA輝く国スポ大会」のメイン会場である。

 商業施設が画角に入らなくなると、リゾートっぽい光景となる。実際には建物は普通のマンションだろうけど。左下に彦根港が写っている。

 その後は天守と城壁が被ってしまうが、城壁が天守の右に移った時、山稜を従えて凛と構える彦根城を見ることが出来る。 (2023.8/6)

<終>