気ままな 汽車好き

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暖冬 V.S. 冬風景 (2020.2/9)

◇ 暖冬は好き? 嫌い? ◇

  “すいてつ” は寒さには強い方、と言っても雪国の方には及ばぬが・・・ 寒空の中平気で動き廻ったりはしているものの、雪が積もれば四苦八苦するのは皆と同じ。大雪や凍結には敵いまへん。
 2019-2020年の冬はご存じの通り記録的な暖冬。それでも湖西の山々は冠雪し、湖東が積雪する日が何度かあった。根本的には暖冬なので積もっても直ぐ溶けてしまうが、運が良ければ冬らしい光景を絡めて列車を撮ることが出来る。

◇ 雪予報 ◇

 2月の始め、2,3度湖東が雪に覆われた。だが平日なのでスマホで撮るのがせいぜい。彦根の方はどうもなかったようで、この冬は湖東にばかり積もったようだ。もう降らないだろうなぁ・・・と思ったその矢先、日曜日に現れた雪の予報。多分最初で最後のチャンス。賭けるしかない。
 日の出が遅いので、貨物列車が撮れるのは通勤時間帯の後。それまでは近江鉄道の方に撮影に出掛けた。そして、賭には勝った! 八日市近辺は時に吹雪くほどの雪景色で、みるみる積もる雪・・・と喜んでいたのも束の間、寒すぎて電車の中に駆け込まざるを得ない状態だった。これなら琵琶湖線も期待できる、と思ったのだが・・・

彦根に行っては見たものの・・・ ◇

 北へ向かえば向かうほど薄くなる雪化粧。琵琶湖線に沿って今度は南下してみたが、ユキのユの字もない有様。今回も湖東・八日市近辺だけが雪に覆われたらしい。それでも三重県境の山々は白く冠雪して雄大な山容を見せてくれている。これは撮らねば!

◇ 5087レ ◇

 原色機を期待したが、この光景には更新色機の方が似合ったようだ。時折雲が山を隠してしまうのだが、通過の時は上手く姿を見せてくれた。 (河瀬-稲枝 12:18)
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 見えているのは山頂が大きい霊仙山。冠雪した姿はよく見掛けるのだが一般的には知られてないので、写真だけ見ると伊吹山と間違われることが多い。(現地だと伊吹山が左手の方に見えるので、間違うことはない)

◇ 新鶴青桃初捕獲 ◇

 ゾロ目の青桃111号機、新鶴見区では初の新塗色機。青桃化後3ヶ月にしてやっと撮影に挑むことがで来た。先日EF66 27牽引のTX3000甲種輸送を撮った時と同じ場所だが、今回は前がちに構える。
 目まぐるしく冬雲がやって来ては行き過ぎていく。陽が射しているなと思ったら冬雲が来て暗くなり、雪が降り出し、明るくなってきたなと思ったら雪が止み、そしてまた陽が射す、の繰り返し。さて、ゾロ目が来る時にはどんな天候になっているのか? (E210-111 1050レ 12:36)
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 結局雪が降りながらも、空が明るさを取り戻しつつある時の通過だった。暗い中での通過でなかっただけマシか。ただこんなけ降ってるのだから、少しは積もって欲しいもの。
 今度の冬はどんな姿を見せてくれるんだろうなぁ。

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