「日野駅 鉄道ミュージアム」をブログに取り上げておいて、八日市駅の「近江鉄道ミュージアム」を取り上げない訳にはいかない。新型コロナ禍の影響を受けて一次休館していたが、再開を機に再取材してきた。
(勝手にリンク ⇒)http://www.ohmitetudo.co.jp/file/railway_newsrelease_20200604.pdf
*開館:2019.11/2
*休館:2020. 4/8
*再開:2020. 6/6
◇ 入館券 ◇
入館は無料。ミュージアム自体は八日市駅の中にあるのだが、駅外から訪れる際は、改札窓口でその旨伝えると記念入場券が渡され、無料でそのまま改札を通れる。
当初はミュージアム入口に日付を印字するダッチングマシーンが置いてあり、入館者が打刻するようになっていた(一番上の切符)。最近は日付印を押している模様(一番下の切符)。
◇ 記念ポストカード ◇
先着500名に配られたポストカード。訪れたのは初日の閉館寸前の時刻だったが、何とかありつけた。(454番か・・・)
彦根の件が無ければ、旧駅舎をそのままミュージアムにしても良かったかも・・・。
◇ 入口 ◇
等身大(?)の「駅長がちゃこん」がお出迎え。案内板は当初青い掲示だけだったが、今や掲示だらけに。
ゆるキャラ「駅長がちゃこん」は絵では三角顔だが、着ぐるみは丸顔。どっちがお好み?
入口から見て先ず目に入るのが300形仕様(?)の900形。でもまだ700形『あかね』の記憶が鮮明なのだし、700形の方が良かったのでは?
ちょっと家族向けを意識しすぎている感じ。
◇ 年表 ◇
入口を入ってすぐ左には年表が貼り出されている。220形が近江鉄道初の冷房車となっているのはご愛敬(正確にはLe10形が初で220形は初の冷房電車)。
機関車や貨物線についてもうちょっと詳しく述べて欲しかったところ。
◇ 歴代車輌写真・駅舎写真 ◇
車輌の変遷が実は複雑怪奇な近江鉄道。近江鉄道には詳細な変遷表を纏めて欲しいところ(実はファンの方が詳しかったりする)。現地の写真の展示はあっさりとしている。
実はこの変遷表は隣の駅舎写真と連なっていて、この区画は丸くなっている。その間にはモニターが置かれ、前面展望画が流されている。当初は観覧者のために椅子が置かれていた。
駅舎は3駅しか紹介されてないが、他にも味わいある駅は多くあるので、是非探訪してみて欲しい。水口駅とか、桜川駅とか・・・
◇ 写真展 ◇
米原側の壁には近江鉄道カレンダーへの応募写真が展示されている。翌2021年用の写真も今応募を受け付けており、そのうちまた貼り替えられるのだろう。(勝手にリンク ⇒)
◇ 観光案内 ◇
山側には観光案内品がズラリ。ただ電車では訪問し辛い場所が多いのが難点。観光も好いが普段乗りの乗客が増えた方が近江鉄道の収益改善には役立つハズ。観光地巡りはどちらかと云えば近江鉄道バスの管轄? 電車とバスがタイアップして何かでけんかな?
物産品は駅舎内の市民ホールへと連なる通路(改札外)にも展示されているので、上手く連携を取って展示スペースを活用出来ないだろうか。
滋賀と云えば信楽焼がダントツに有名だが、滋賀県内だけでも他に窯は多くある。癪に障るかもしれないが、信楽焼の知名度を利用して他の窯も知名度を上げられないだろうか。
鉄道むすめに関するものがあっても面白かったかも。
展示品篇に続く ⇒