気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

「あかね」カラーの901F 初運用! (近江鉄道:2019.2/16)

◇ 「虹たび」号の運用を終えて ◇

 「虹たび」号の役目を終えて彦根車庫に留置されていた頃の姿は、痛々しいものでした。

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 ラッピングを剥がされる時に塗装も剥げたんですね。まさかこのまま運用に就く事は無かろうと思われましたが、放置された状態が続きます。

◇ 「あかね号」塗装に! ◇

 901Fがやっと車庫内に入り、塗装された姿を見て皆仰天!なんと「あかね号」塗装へと変化を遂げていました。

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 さてこうなると気になるのは、元祖「あかね号」塗装の701F。次の置き換え対象との噂もあったので、地酒電車の撮影と古典電機の様子見を兼ねて、週末毎に彦根を訪れる事になります。

◇ 901F引退 701Fが塗装継承 公式発表へ ◇

 近江鉄道のホームページでは、2/13付で上記の旨発表がなされました。901Fは5/6の運転をもって引退。701Fは2/16から運用に就くと記載されています。901Fは3/1よりラストラン幕へ切り替わり、運転席扉後ろにはステッカーを掲出とあります。「春」「秋」幕を撮り逃した! と思っても、もう後の祭りです。
 一方701Fは最初どの運用に就くのか? これは当日の様子を見るしか無いな、と考えるところですが、意外なところに答えがありました。

◇ 青春21文字プロジェクト ◇

 「青春21文字のメッセージ」の優秀作品を、901Fに掲出するという記事が、近江鉄道のホームページ内に載っています。またそれだけで無く、901Fの時刻も載っている(16・17日だけ)ではありませんか。この記事と引退の記事が、別のところに掲載されているのは判り辛いですね。

◇ モハ226+ホキ工臨

 さてその901Fが初運用と、公式発表されている当日。訳あって早く訪れてしまった近江鉄道で、ウロウロしながらTwitterを見ると、工臨運転の情報が!どうせならもう少し早く来てれば、走行シーンを撮れたのに、とまたもや後悔です。

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 工臨は休日は此処に留置されるんですね。ホキ1輛の姿は珍しいそうです。情報を知った方々が次々と現れては撮影していきます。なおこの列車は夜の内にバラスを下ろし、夜明けまでに彦根に帰っていきました。

◇ 近江の地酒電車 ◇

 901Fに先行して近江の地酒電車がやって来ます。此処での撮影はモハ220形の旅客現役以来、地酒電車は901Fの練習列車となってしまいました・・・

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 陽は既に傾いており山蔭となるのが辛いところです。河辺の森辺りへ向かうつもりでしたが、これも訳あってボツリました。この時向こうの方では2名がカメラを向けていましたが、地酒電車が通った後は帰って行きます。近江鉄道のホームページに載っている、901Fの時刻には気付いてないようです。

◇ 901F登場 ◇

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 向かってくるところをビデオ併撮で撮った後、スマホでバックショット。一か八かですが、珍しくちゃんと写ってくれました。

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 窓廻りは黒い方が良いなぁ、腰のステンの飾り帯は邪魔だなぁ、と注文を付けたくなりますが、塗装を継承という前向きな判断は評価すべきなのでしょうね。

◇ 今だけの並び? ◇

 901Fは近江八幡で折返し、約1時間後に八日市に戻ってきます。その時の光景がこれ。
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 恐らくは今だけと思われる809Fの無板と、時期限定の「ひなまつり」HM付編成との並びです。かなり希少な組み合わせだと思うのですが、誰も狙ってません。皆は701Fとの並びには夢中になるものの、他は意識してないようです。
 「あかね号」塗装の新旧編成(901F&701F)は、この日は日野で18時半に並びましたが、何せ真っ暗。諦めました・・・

◇ 動画もどうぞ ◇

 普段はあまり再生回数が伸びない近江鉄道の動画なのですが、この901Fはそこそこ注目を浴びていると見え、順調な滑り出しです。ビデオ併撮はいつもセッティングに手を取られますが、再生回数が伸びる=見て頂けているのは励みになります。