気ままな 汽車好き

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弾丸撮影ツアー=mini=14 : 三岐鉄道の打鐘式踏切 (2020.3/28)

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◇ 三岐鉄道へ ◇

 青春18切符の残り2日分の内の1日は、もともと三岐鉄道の訪問を予定していた。目的は電鐘式のカンカン踏切の記録。4箇所残存していると、ニコニコ大百科に詳しい。また電鐘式踏切と云えば有名なのが、京福電鉄の西院の踏切。早朝に西院を訪れ、そのまま三岐鉄道へと移動するつもりだった。
 今回シキ回を追っかけする願っても無い機会を得たので、西院訪問はまた今度とし、シキ回追っかけ後に三岐鉄道へと移動する算段へと変更した。幸いシキ回は遅延を取り戻したので、三岐鉄道へは予定通りの移動となった。と云っても、清洲以降はノープラン。

清洲1017-1023名古屋1037-1108四日市

◇ 「こにゅうどう」レンタサイクル ◇

 電車で移動し徒歩で・・・となると、踏切訪問はとてつもなく時間が掛かることが予想されたので(何せ列車の通過を待つ必要がある)、レンタサイクルを探してみた。富田には無く四日市に見つかったのはいいのだが、「こにゅうどう」とは解りにくいネーミング。

◇ ダイヤグラムが無い! ◇

 三岐鉄道ではダイヤグラムを販売しているとのことだったので、喜んで三岐鉄道の「近鉄富田」駅へ(過去「国鉄富田」駅があったので、こんな駅名となっている)。ところが、置いてない。「東藤原」か「丹生川」へ行ってくれとのこと。仕方なくブツブツ言いながら踏切巡りを始めたが、三岐鉄道はサイクルパスを実施しているので、「大矢知」から「丹生川」まで自転車で乗り込み、「丹生川」から自転車で折り返してくれば良かった、と後で気付いた。後述するがこの日はかなりの逆風でエライ目に遭っている。やはり入念な下調べは必要。

◇ 大矢知5号踏切 ◇

 宅地化が進んでいるので、踏切の場所が判りにくく難儀した。鉄製の鐘だそうで、澄んだ音が特徴。これも後述するが「山城8号踏切」が電子音化していたので、唯一の鉄製電鐘の記録となった。他の踏切もそうだが、音を記録するのでビデオしか撮ってない。 ⇒

◇ 山城6号踏切 ◇

 山合いにある雰囲気のいい踏切。他の踏切は駅が見通せたので踏切警報機が鳴り出すタイミングを予想できたが、ここは目安になるものが無いので、時刻表から通過時刻を推定し、待ち構える必要があった。この踏切の鐘はアルミ合金製らしい。鉄製に比べるとやや濁った音だそうな。 

◇ 滝雲 ◇

 滋賀との県境の山嶺を超えて、雲が落ちている。滋賀も三重も雨は躱せる予報だったのだが、実際には雨が時折パラつく嫌な天気。

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 事実かなり荒れた天候だったらしい。雲がこちらに流れ落ちるわけだから、始終では無いが向かい風が凄い。電動アシスト自転車(¥240)にして良かった。でも10kmしか持たないと聞いたので、時間との兼ね合いを見ながら、必要最小限の時だけアシストを効かすようにした結果、大半の電力を温存したまま折り返すことになった。ただこの自転車、アシスト任せで漕ぐ客が多いとみえ、かなり傷んでいる。風さえ無ければ、通常の自転車の方が “すいてつ” には向いていると思う。

◇ 山城8号踏切は何処に? ◇

 道路から踏切の頭をガン見しながら北へと向かう。でも見る踏切見る踏切スピーカーが付いている。そろそろ次の駅に着いてしまう・・・ ウロウロしながらやっと山城8号踏切に辿り着くと、残念ながら電子音化されていた。こんな訳だから、記録されたい方はお早めに。

◇ 梅戸井2号踏切 ◇

 駅の直ぐ傍の踏切。ここもアルミ合金製だとか。持って帰りたいなぁ 

◇ 思えば遠くへ来たもんだ ◇

 帰りはちょっとした尾根越えがあるが、基本下り坂。一気に16km超を走りきり、15時過ぎには四日市に戻ってきた。この後何か撮ってると遅くなるので、帰ることにする。検索すると柘植廻りの方が早い。

四日市1541-1608亀山1611-1636柘植1646-1706貴生川

近江鉄道運用調査 ◇

 早くに帰って来られたので、あまり乗らない近江南線の旅へ。

*貴生川1711-1759八日市1810-1829近江八幡1836-・・・

 彦根まで行ってしまうと遅くなりすぎるので八日市琵琶湖線方面へ乗り換えたが、凄まじい風が吹きすさび横殴りの雨。一歩間違えばこの雨に遭っていたかもしれない。危なかった・・・

 さて、青春18切符はあと1日分残っている !?

⇒ 弾丸撮影ツアー=mini=15 に続く