気ままな 汽車好き

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近江鉄道:駅の案内表示 -4- 長谷野 ~ 水口

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長谷野駅

 「駅はこっち」。近江鉄道側が設置したものとしては、この案内表示は他には無いものと思う・・・(水口駅は簡易型)。わざわざ設置したのは駅が目立たないから? 駅への入り口が判り難いから?
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 駅傍に車が付け辛い珍しい駅でもある(軽自動車なら可か)。
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 今春桜の咲く頃には、どんな変貌を遂げていることやら。

◇ 桜川駅 ◇

 改札を通ると上りホームへの案内表示がある。何か懐かしい感じがする・・・
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 淵が黄色く汚れているので錆びた鉄製のような感じだが、れっきとしたプラスチック製。
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 下りホームへの案内表示は従来は無かったのだが、新たに案内パウチが取り付けられた。改札から構内踏切向こうまでは近いので、よく見通せる。字体は太字の方が好いかも。英語表記に「For」を付けなかったのは好い判断だと思う。
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 ただ、バリアフリーで上りホームに入れる新築トイレの通路へは、何も案内表示が無い。それどころか、トイレそのものへの案内表示も無い。良いトイレなのに勿体ない。

日野駅

 日野駅近江鉄道では数少ない、旧来の駅名標が残る駅。構内照明が明るいと判断されたのか、電照はされていない。でも広告を出してる顧客さんから、苦情は来ないのかな? (ひょっとして広告自体が賞味期限切れ? 電話番号は市内局番が2桁に変更されただけで合ってるけど)
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 ホームには高宮駅と同じ様式の案内表示があるが少々異なる。下りホームへの案内表示に添えられた、この一方通行タイプ(?)の矢印は判り易い。
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 上りホームへの構内踏切先の案内表示は「こっちにおいで」。これは今までの駅では無かった案内表記。でも矢印の方が判り易いような・・・
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水口駅

 水口駅は駅舎とは正反対からの入り口が存在すると、サイクリングトレイン・バリアフリーの記事の際に述べたが、これが駅本屋の反対側へと続く通用路への入口。水口駅を知らない人が利用すると、奥にある線路に近付くまで あれが駅本屋とは気付けないかもしれない。f:id:hato_express:20210124005920j:plain
  この通用路は近江鉄道が用意した? それとも地元の厚意? 駅舎の在るのは旧市街側だが この通用路は広がり続ける新興住宅地側。利用客が伸び利便性が徐々に増している(と思う)草津線への通勤・通学客を繋げ止めるためにも、通用路側の駅前開発が必要かもしれない。
 水口駅の駅構内の案内表示は、駅の規模は全然違うが日野駅とよく似ている。まるで日野駅の番線表示が無いVersion! 上りホームへの案内表示は、正にその姿。
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 一方下りホームへの案内表示は水口駅ならではの個性(?)を出している。「こっちにおいで」が青地に白抜き。これ、判り易い。
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 こちらは名所案内。「道順は駅事務室でおたずねください」とあるが、平日の僅かな時間帯(7:20~8:50-当然観光時間帯では無い)しか駅係員が居ないのに、この表記は変。駅係員配置時間帯が変更になった時点で、パンフレット常備とかに変えてかないと。
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 因みに徒歩ルートだと大池寺までは1.5km約20分。だがしかし肝心の大池寺のHPでは、アクセスとしては車利用かタクシーの2通りしか書かれていない。もしタクシーを利用するなら、距離は2.0kmとなるがタクシー営業所のある水口城南駅の方が便利でHP通り。
 ⇒ 次篇に続く