気ままな 汽車好き

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祝! 近江鉄道ミュージアム(八日市駅)再開  展示品 篇

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◇ 動いていた展示品 ◇

 何か唐突におかれた人形と、電車の方向幕と、駅の大時計と、駅の表示器と、閉塞機。大時計は是非動かしておいて欲しい。気になるのは説明文。他の展示品に対してもだが、説明板が小さい。触れるなと書いてあるが触れる位近寄らないと読めない。
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 閉塞機は一部がカットされていて、内部が見えるようになっている。
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 この閉塞機は動態保存(?)。動かせるのだが、今は新型コロナ禍の影響もあってか、触れないようにとの注意書きがある。
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 ただ電源は繋がったまま。触れないように案内するのであれば、電源を抜いておく方が良いのでは?
 手前の台、何か殺風景だと思わない? 近寄ってみると・・・
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 此処に以前何があったのかというと、設定器が置かれており触れられるようになっていた。
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 方向幕が廻るのが面白く、近付いた子供が触ってしまったのが駅の表示器・・・という流れだろうか、既に傷んでいた。

◇ 標識類 ◇

 割と最近(?)まで使用されていたものも多い。状態は悪くない。この中では一時預かり所の札がかなり貴重かもしれない。八日市駅名標は、隣が五個荘時代の品が欲しかったところ。
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 因みに「ようかいちは妖怪地」と称して色々やってるみたいだが、近江鉄道はどうも絡んでないようだ。ただし一応念押ししておくが、YOKAICHI→よかいち(宝酒造)とは称さない。

◇ ナンバープレートなど ◇

 近江鉄道の数ある骨董品の中から、少しだけ展示されている。個人的には右下の銘板がピカイチでは無いかと思う。愛知川橋梁に付いていたものだそうで、付いている姿を見てみたかった。
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 タブレットの玉は閉塞機と共に展示した方が解りやすいのだが、触れられては困る、と云う事か。
 こちらは古く見えながら実は新しい。何のことか解る?
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 左下の合図灯は今も使われている。但し今はLEDかな。ダッチングマシーンや改札鋏も最近まで現役だったもの。(ひょっとして駅によっては今も使われている場合もある?)切符やスタンプを入れる箱も最近まで現役だった? スタンプの方は判らないが、切符は消費税が10%に改訂された時、八日市駅で不要になった硬券類。因みに以前から近江鉄道の入場券は駅名がスタンプで味気なかったが、現行の硬券切符は金額式となって駅名もスタンプになってしまった。合理的だがやはり味気無い。(連絡切符は未確認)
 切符収納箱の横には、以前は指導者腕章が置かれていた。
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 盗難で無い事を祈る。
 切符・スタンプのアップを次の写真で。

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 駅名表記が旧仮名遣いなのに驚き。ひょっとして当時もの? 「期間前通用」なんてのがあるのは初めて知った。定期用だろうが「継続」が一般的。

ジオラマ? ◇

 実はプラレールプラレールに無線操縦なんてのが出来たの? 当初はマスコンが置かれていて運転出来るようになっていた。でもなんで、近江鉄道の電車を動かさない?
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 今は新型コロナ禍の影響もあって今は操作不可。ジオラマでなくてもいいから、HOクラスのスケールものが運転出来るようにしておいた方が良かったのでは?(予算不足か・・・)

◇ 運転席 ◇

 椅子は701F廃車発生品を利用したものではあるが、運転席は異なると思われる。(701Fのものは高く売れる!)

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  “すいてつ” には判らないが、マスコンハンドルの形状や腹切りブレーキの色で、該当形式を推測出来るのでは?(220形かな?)
 以前は帽子や制服が貸し出されており、記念撮影が出来るようになっていた。
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 よく盗難に遭わないものだ。

◇ 駅ピアノ ◇(市民ホールに設置)

 近江鉄道ミュージアムと同日に再開した駅ピアノ。今は新型コロナ禍の影響で掲示物が増えているが、当初はこんな感じだった。
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 今だかって駅ピアノが使用されているシ-ンには出合った事が無い。お前が弾けって?  “すいてつ” はピアノは弾けまへん・・・

◇ 絵屏風 ◇(市民ホールに設置)

 ひところ八日市駅の市民ホールに展示されていた絵屏風。これは絵屏風の写真を写真に撮った(実際の絵屏風を撮ろうとすると、光の反射を避けるのが大変)ものだが、実物はかなり大きい。驚いたのが下に延びる線路。飛行場線の現役時代の姿が書かれている。これにはたまげた。

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