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◇ 米原 ◇ 730~1730(休日730~1720)
彦根駅で米原行きとなって現れたのは何と821Fだった。この821Fはこの日は多賀線運用が主体となり、翌日は八日市線運用に就いて午前中に入庫する。その辺のところは2021年 821F初営業?で。
米原駅ではどんな切符にでもスタンプでは無くパンチを入れてくれるのだが、パンチの切れ味が少々ヘタっている。硬券だとパンチの形がちゃんと判るが、尖り形状だったとは知らなかった。今まで買ってたのは軟券ばかりだったので、切れ味が鈍っていることも相俟って∩字型だと思っていた。
◇ 八日市駅 ◇ 初電~終電
米原 1022-1407レー1044 高宮 1045-1803レ-1109 八日市●
近江鉄道は米原,彦根,近江八幡,貴生川の各駅でJRとの接続を取る関係で、彦根,八日市,日野の各駅での停車時間が長い場合が多いのだが、1407レは珍しく彦根駅を短時間停車(2分)の列車。そしてそのまま多賀線へと直通していく。本線を下るには高宮駅で乗換となる。さらば、821F。
八日市駅では長停車を利用しての入場券購入。10時を過ぎているので近江鉄道ミュージアムの入場券も頂いた。ミュージアムを見学してそのまま列車に乗って行ってしまった場合の対策だろうか、しっかりと日付スタンプが押される。乗車駅証明書代わりのようだ。
ミュージアムの券は、もし頼んだら日付印を打刻して貰えたんだろうか。
◇ 水口城南駅 ◇ 730~1750(休日:900~1750)
八日市 1118-1803レ-1141 日野 1146-1803レ- 1200 水口城南●
近江南線は遠い。八日市駅からは40分の旅。そして5時間振りに水口の地に立つ。水口城南駅の鋏はM字型。切符の鋏の形を思い浮かべたときに、誰しもが思い浮かべる一番ポピュラーな形では無かろうか。
※ 水口城南駅の窓口営業時間は4/1から平日の730~900のみに変更される。
近江鉄道タクシーの営業所再編によるもの。他の平日のみ営業の駅と同じようになるのだとすると、早めに窓口を開けることが予想され、725発の列車への乗車も可能かもしれない(発券駅コンプの旅<2>参照)。
これで漸く硬券を買いそろえることが出来た。やった! でもなんか忘れているような・・・ そうだ、近江八幡駅が未だだった・・・
◇ 近江八幡駅 ◇ 初電~終電 コンプ達成!
水口城南駅から折り返すと八日市駅乗換で近江八幡駅には1331に到着する事が出来る。ただこの日はスマホを家に置き忘れているので、取りに帰りたい。なので止む無く草津線に乗車することにする。次の列車までは1時間、そんなには待てないので貴生川駅までは徒歩。2.4kmある。
これが意外と近かった。貴生川駅が見えてきたとき、駅では草津線列車が交換している。水口城南駅で降りずに行けば乗り換えられていた列車であり、走ったら間に合ったかもしれない(走らんけど)。
スマホを無事に取りに戻り、やっと最後の駅:近江八幡駅に到着。米原,彦根,貴生川の各駅と同じくJRとの連絡駅だが、何故か近江八幡駅だけ(社)の文字が入っている。
今度こそ、近江鉄道の全発券駅の硬券をコンプ! でも先に立つのは達成感や満足感ではなく、もう集め廻らなくていいという開放感なのは何故だろう?
◇ おまけ:行き先駅表記式の切符 ◇ 以前の切符
消費税率10%への引き上げに伴う運賃改定前は、行き先駅表記式の切符だった。この方が好きなんだけど、鉄道側は多種の切符を揃えなければならないので、大変だったろうと思う。左上の切符が右側と書式が異なるのは、150円で行ける駅が下り側にしか存在しないからだろうが、左下の切符が上り側の駅しか記載されていない理由は不明。
近江鉄道は2015年まで途中下車が制限無く可能だった。これらの切符はそれ以降の切符だが、下車前途無効の表記が有ったり無かったりと、マチマチ。
◇ 臨時券等 ◇
上は有人駅に常備されている乗車駅証明書。用途としては整理券と一緒。急ぎの場合に手渡される関係か、日付が入っていない。
下は相互式の臨時券。この時は教員試験が行われた関係のハズ。ももクロ春の一大事の時は大学前発の一般式の臨時券や乗車駅証明書も準備されていた(何処へやったっけ?)記憶がある。
<完>