気ままな 汽車好き

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近江鉄道 300形デビュー 4度目の週末① 山の中の電車達 (2020.8/22)

 300形デビュー3週目 普段の光景と湖坊主② はこちら ⇒

◇ 何も無い場所へ ◇

 近江八幡から近江鉄道入りすると、遠い目的地:水口駅までは差し詰め小旅行。八日市では901F『あかね』号に乗り換え、クロスシートに揺られて・・・と云いたいところだが、クロスシートのある車端部は揺れ過ぎる。これが先頭の901号車だと貫通路に扉が無いので、盛大にぶつかり合う渡り板の五月蠅いの何の。なので意識しない限り “すいてつ” は普段は2輌目の中央部に陣取る事が多い。2輌目はドアカットされるので静かだし。
 目的のシーンが繰り広げられるまでには時間がある。水口松尾駅で降りて日野方向に1km弱歩くと、第4種踏切がポツンと佇む姿が見えてくる。踏切横には小さい畑があるだけ。此処には何も無い。もし倒れでもしたら行方不明になってしまいそう。
 ここにはモハ220形を撮って以来の来訪。何も無い処だから何とかなるかなと思ったけど、強烈な陽射しの酷い逆光は どうにもならんかった。思ったよりアングルが制限される。せめて後追いは順光で撮りたかったンやけど・・・ (301F 5805レ 日野-水口松尾 8:04)
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 逆光でもちゃんと写ってくれるのはデジイチ技術のおかげ。こんなに真っ正面撮りするのなら、LED撮りせよ、と言われそう。

◇ 水口松尾 ◇

 次の電車は、水口駅に向かう途中で撮ることにした。結局撮った場所は水口松尾駅。さっき降りた時に、同じ電車を後追い撮影したのと同じアングルとは芸が無いなぁ。 (901F 8102レ 水口松尾 8:29)
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 電車が抜けてきたその向こうには国道1号線のランプがあり、その国道1号線が境界となって町が広がっている。それを木々が隠してくれているので、秘境感が凄い。
 引き付けて大きく撮っても、何も写り込まない。
f:id:hato_express:20200822160209j:plain 近江鉄道が赤字な訳だ。

動画はこちら ⇒

◇ 町の中の秘境駅

 水口松尾駅からは目的地:水口駅までは1km強。計3kmの徒歩は良い運動になった。時間がある訳だし、やはり運動は歩くのが一番。暑さにも幾らかは慣れないと。
 さて目的のシーンとは湖坊主301Fと赤いタヌキの対向光景。前に桜川駅で撮った時はえらい出来になってしまったので、リベンジ。さあ、湖坊主がやって来た。傾いてるけど、手直しするほど良いアングルでも無いのでそのままUP。
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 そして並んだ両列車。LED撮りするので50⁻¹S設定、ブレ止めを効かせていても、なかなかブレずに撮るのは難しい。対向を撮るのだから、1枚位は通常シャッターで撮ってもよかった、と思っても後の祭り。 (301F:8504レ 804F:2801レ 水口 8:55)
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 町の外れとは云え一応町中にあるこの駅、そうとは思えない雰囲気に撮れるのが気に入っている。
 赤いタヌキが先に発車するのでお見送り。この距離だと50⁻¹Sでも何とかなる。今度は傾かずに済んだ。傾いているのはカントの上の電車と◯◯鉄道だけ、って、何ちゅうこと言うねン!
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 振り返ると湖坊主が消えていっている。思わず1枚。
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 動画はこちら ⇒

 ⇒ 4度目の週末②に続く