● 復活 ５年ぶり！ ● 新ルートで運行
新型コロナ渦を経て復活したイベント列車の動向から彦根発着onlyとなることは予想出来たが、発表されたルートは意外だった。 “すいてつ” がガチャコンにレンズを向けだして以降初めて（突発的なルート変更や回送を除く）の区間での運転で、運転区間も短く停車時間が長く取られている。
ビアクルーズの記事でも触れたがアピールできるような車窓風景が無いので、ビア電を駐留駅にサッサと着けてしまって ゆっくり呑んで頂こうというのは正解かも知れない。設定時刻も呑むに相応しい時間帯に繰り下げられている。ただ近江八幡駅発着便を設定してもエエンとちゃうかなとは思う。
● 青い807Ｆ ● ラッピングが無いのは寂しい
使用される車輌は従来通りの807Ｆ。ただラッピングを剥がして青塗装となってたので、ひょっとして808Ｆのようなラッピング車輌に変更かもと勝手に思てたけど。 （彦根 2024.8/3 17:40）
運転初日は入れ換え光景だけ撮って退却（２日目は所用で出撃出来ず）。 “すいてつ” にとって新ルートは極めて撮り辛いので、沿線に出没するなら策を練らねば。
● 大きな小旅行 ● 遠い鳥居本駅へ
「小さな大旅行」はよく聞くフレーズだが、今回は全く逆。そんなに遠くないのに大旅行並みのスケジューリングが今回は必要となった。鳥居本駅まで撮りに行って帰って６時間を要すとは・・・
“すいてつ” にとっての格安ルートは近江八幡駅からの近江鉄道入り。但し近江八幡発が15:42なので家を出るのは15時過ぎ、鳥居本駅着は17:01でビア電通過がその一時間後とプチ遠征並み。まぁ、格安やからしゃーないけど。
実行に移そうとしたのは8/10(土)、だがこの日は琵琶湖線に遅延が発生しており新快速の近江八幡駅着が15:42。通勤時間帯で無ければ近江鉄道は乗り継ぎは待たないらしい。止む無く翌日再度トライ（9800レ→8204レ→2106レ）。出発から27時間後(！)にしてやっと１枚目がGet出来た。其れともう一つ、便所が修繕され使用可能となっていたことも報告しておく。 （2024.8/11 17:59）
引き付けてもう一枚撮りたいが、このあとホームに移りたい（対向列車が接近しており構内踏切が閉まってしまう）ので此れが限度だった。
本当はこう撮りたかった。モデルはビア電を待つ間の練習電809Ｆ。 （2108レ 2024.8/11 17:37）
無事踏切を渡って停車中の姿を１枚。
1203レとの対向シーンもぬかりなく。
発車をお見送り。
動画はこちら ⇒
20分後、ビア電が戻って来る。 （2024.8/11 18:21）
鳥居本駅入線（通過）。
動画はこちら ⇒
● 多賀大社前駅へ ● 「静かなる変化」次篇執筆に向けて
近江八幡駅に格安ルートで戻るのも大変で、40分待って鳥居本駅19:00発⇒近江八幡駅20:01着＆琵琶湖線の接続が普電。どうせ遅くなるくなるんやし、多賀線に寄り道すっか。目的はホーム照明と点字ブロックの変化の有無調査。近江八幡・八日市⇔多賀大社前はやたら乗継ぎに時間が掛かる場合が多いが今回は乗継ぎが良い。近江八幡駅着は28分遅くなるが琵琶湖線の接続も良い。
40分鳥居本駅でただ待つのも芸がないので、ホーム照明の変化を確認すべくフジテック前駅まで歩いて移動。駅到着寸前に上り電車に追い抜かれ、予定の下り電車に乗車出来たのは陽の入り８分後だった。 （809Ｆ 1913レ フジテック前 2024.8/11 18:57）
高宮駅で赤電3433レに乗り換え、多賀大社前駅に到着。駅停留中のビア電は宴会の真っ最中。 （多賀大社前 19:26）
● 彷徨うビア電客 ● 何で赤電に乗るの！
乗車してきた赤電で高宮駅へ折返すのだが、その4332レの発車直前に乗り込んで来た客の様子がおかしい。どうやらビア電客。高宮駅まで乗って運転士に事情を告げ多賀大社前駅に戻る様に促したのだが、スクリーン駅で降りようとするし高宮駅ではあらぬ方向へ行こうとするし、大変。今回は酔う以前によく解ってない客だったけど、今後もビア電客が改札口の目の前の電車に乗ってまうかもしれない。ビア電の札を持って立ってる係員の誘導方法は一考すべき。改札口～臨時改札間でホームを仕切り、臨時改札を開いてビア電専用とし一般客は立入禁止。トイレまでの経路は駅外とすればどう？
● 高宮納涼花火 ● 臨時便の確認はしないけど
高宮駅到着直前に花火は上がり始めた。2501レへの乗換え時間は４分、束の間の花火観覧を楽しむ。 （810Ｆ 8210レ 高宮 2024.8/11 19:36）
このあと21時には花火客輸送の臨時列車があるが “すいてつ” はスンナリと帰宅（21時前）。臨時列車が運用に影響しないのが明白だからだったが、ちゃんとフォロワーさんがリポートして下さった。いつもいつも おおきに。
＜完＞
