気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

近江鉄道 引上線乗車体験ツアー 前篇 (2024.4/4)

● 夜明け ● 沸き立つ湖

 いつもより少し早く出で立つ。丁度1週間前は未だ闇の残骸が見えてたのに今日はもう明るい。春が既に夏へのバトンタッチを進めているかのようだ。そして大地は青空を求め、前日までの雨をもたらした雲を追い払おうとしている。 (5:47) 

● 222八日市店 ● 本日開店

 向かうは豊郷駅。途中の八日市では、駅前にあったスギ薬局跡が222八日市店として生まれ変わり、その開店日が今日だったのでチラリ横見。営業開始が10時だというのにもう並ぶ人がいる。まだ200分前やで。余程なんか好いモンがあるンやろな。 (6:40)

 12時過ぎに八日市駅に舞い戻れたので入店してみたが、レジが大行列だったので並ぶのは諦めた。店の性格上生鮮品は基本的に無し。それどころか賞味期限切れの品まで売っている。コンビニの代替には成り難そう(菓子は売っている)。因みに右方の尖り塔が八日市駅

● 朝の光景 ● 途中で出会う列車達

 その先では昨夕の出庫編成と出会うので確認がてらにパチリ。電線が微妙に気になるが、屋根には掛からないのでヨシとしよう。 (808F 1901レ 河辺の森-八日市 6:48)

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 前日までの雨で増水している愛知川を渡ると、ほどなく昨朝の出庫編成が追っ掛けてくる。いつの間にか蕾が弾けている桜が目に優しい。 (102F 8100レ 愛知川-五個荘 7:14)

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豊郷駅 ● 「沿線市町PR」&「日野祭」HM

 公式には3/31(日)までの取付となっていた「沿線市町PR-HM」だが、実際には4/1(月)以降の出庫編成から順にHMが取り外されている。一方で「日野祭」HMは3/31(日)の夕刻に取付け。その2者の列車対向シーンが撮れたら好いな、と思ってたけど最後の最後になってやっと撮る機会が巡ってきた。このあと入庫したらHMを取り外す最後の編成301Fが、この豊郷駅で「日野祭」HM付きの105Fと交換する。 (301F:5100レ 105F:1903レ 豊郷 7:42)

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● 時限有人駅 ● 新八日市駅

 撮って返して八日市まで戻ってきた。この先は電車利用だが、どうせならと時限有人駅の新八日市駅硬券を購入。駅名がスタンプなのが残念ではあるが、終日有人の八日市駅で購入するよりは面白いだろう。料金は同じだし。
 ダッチングマシーンが傷んでいて「2」が印字されていない。

● 受付 ● 貴生川駅

 さて本日のメインイベントは臨時列車への乗車。 “新生” 近江鉄道 始動記念(上下分離方式移行記念)として4/1~4/7に企画された臨時列車運転4日目の今日は、日野駅の引上線に乗ったまま入れるのが目玉(日野駅で降りても良い)。臨時列車には通常は貴生川駅で留置となる車輌が充当されており、今日の編成は朱電。既にスタンバイしている(開扉は未だ)。
 改札を出てスタッフに当選メールを提示すると、臨時列車乗車札を兼ねた「1日フリー乗車券」が手渡される。裏は白紙。
 受付のスタッフは音楽ユニットGINLALAのお二人。車内ではクイズ担当を務める。

● 乗車 ● 米原?尼子?

 80名の募集人員に対し乗車するのはスタッフ+乗客で30人ほど。平日とは云え春休み中、思ったより少ない。 “すいてつ” は後尾車輌804号車に乗車(乗車指定無し)。車内の表示はと見ると、何かおかしい。米原停車中?尼子行き?
 そして “駅長がちゃこん” が登場。1800mm高さ(多分)のドアを通るのがかなり大変そうだった。
 定刻となり9:58発車。車内ではどんなイベントが待ち受けているのやら。

⇒次篇に続く