前回の821F営業運転の記事はこちら ⇒
その後821Fが運用に就いたのは、 “すいてつ” の記録では2019.8/9,2019.11/14-15,2020.4/14-15だけ。まともに撮れたのは久しぶりで、ほぼ1年経過している。
◇ 彷徨くマニア ◇ (2020.6/7)
整理券発券機の調査に端を発した車内撮影、運転席も全車コレクションしようと1時間ほど八日市駅を彷徨っていた。マニアは気違いの意味なので自身はファン(愛好者)と名乗っているのだが、このコレクションはどう見てもマニアの域に達してしまっているなぁ。
すると2番線に電車が入線してきた。近江八幡行き? と訝しく思ったが、気にせず今撮ったばかりの写真を整理を続ける。何せ同じ様な写真ばかり、すぐに名前をつけておかないと、どの車輌の写真なのか判らなくなる。
◇ 割れた窓 ◇
何か慌ただしい。段ボール? ガムテープ? 何が始まるのかと思ったら、やおら窓ガラスにガムテープを貼り始めた。良く見るとガラスがヒビだらけ。カメラを向けようとすると「撮らないで!」と云われたので、素直に応じた。目に見える場所での作業なので撮るのが駄目だとは思わないが、撮られて気分の良いモノではないだろう。
補修をし終えて電車が一般営業に供された時点で漸く撮影。車輌は103号車。
琵琶湖側の連結面寄りが割れた箇所。引き上げ線に夜間留置中に被害に遭った? 酷いことをする輩が居るもんだ。電車は本来一日中走り廻る運用に就くはずだったが運用変更となり米原行きに(米原折返し後彦根で車両交換され入庫)。
ただこの時点では、元々就くはずだった近江八幡行き表示が出たまま。通常の近江八幡行きは3番線からの発車。なのでこんな写真が撮れてしまった。
あり得ない、近江八幡行き表示のホームでの並び。一瞬前なら両電車ともドアが開いてたので、その状態の方が良かったかなぁ。
◇ 821F出庫! ◇ (2020.6/8)
103Fが彦根工場に入ってしまった関係か、821Fが出庫してきた。とは云えこの日は平日、撮れない。ただ整理券発券機や運転席調査には またとないチャンス。最後の仕業には間に合ったので、大枚をはたいて !? 彦根⇒八日市を乗車してきた。この時の様子はこちらに ⇒
◇ 撮影! ◇ (2020.6/9 5803レ 6:43)
今年のダイヤ改正からは、平日第2運用は近江南線を走るようになった。今回は何年か振りに821Fが近江南線を走るので、それなりのファンが集った模様。
まず、長谷野駅を発車したところで1枚。踏切で待つ車が目立たぬ色で良かった。
次は太郎坊山バックの水鏡画。白い倉庫が目立つが、まぁ仕方あるまい。
バックショットでは木製架線柱を絡めたシーンを。
道路の通行量が既に多い時間帯だが、写ってるのが白い車で良かった。
この先はガードレールがやたら目立つので、写欲が沸かないのだが、山バックの雰囲気がいい箇所で一枚。
平日なので もうこれ以上は撮れない。また逢おう、821F。
動画はこちら ⇒
◇ その後の821F ◇ (2020.6/12)
まあ色々とあって、1デイスマイルチケットを買ってしまった金曜日。折角なので はけてから彦根まで行ってみた。おや、あんなところに821Fが。
はからずしも、またもや822Fとの並び。
◇ 立ち往生 ◇
この後はすぐに折り返して近江八幡へと向かったのだが、電車が豊郷駅に停まったまま発車しない。放送によると踏切で脱輪してるとのことで、迷惑極まりない。結局35分遅れで発車。ただこの電車は八日市止め。八日市での乗り継ぎはどうなる?
本来の乗り継ぐ近江八幡行きには間に合わないとしても、次の近江八幡行きは乗り継ぎを待ってるハズ・・・ だが実は、次の近江八幡行きは米原からの直通電車。当然遅延に巻き込まれてしまっている。結局近江八幡には当初より75分遅れでの到着となった。
八日市で電車を待っている間に、ちょっとした出来事。彦根から乗って来た八日市止め電車は側線に留置されるのだが、本来なら貴生川側に出て入れ換えるはずのところが、貴生川からの電車が入線待ちしているため一旦米原側に引き上げた。そして3番線を通って貴生川側に移動。ただ表示は「回送」ではなく翌日の初運用の「近江八幡」行きとなっており、その状態でホームに一時停止したものだから乗客は扉前で待機・・・ 近江鉄道さんにはこの辺のところは考えて頂きたい。最初から3番線に終着させても良かったのでは?