前回の京都丹後鉄道訪問記事はこちら ⇨
冬の青春18きっぷ2日目の記事はこちら ⇨
● 何故か福井へ ● 日本海側に抜ける
冬の青春18きっぷ3日目最終日は京都丹後鉄道へ。夏に乗れなかった列車が目的なのに、何故か反対方向の湖北へと向かう “すいてつ” 。それをやさしく迎えてくれるのは日の出直後の伊吹山。世界最大積雪の記録を持つこの山は周囲からよく見える単独峰で、標高は実はさして高くないけど冬は殆どの期間真っ白。(6:59)
その伊吹山をよく見通せる田村駅は国鉄駅の匂いがプンプン。改築予定があるそうだが費用分担割合が未だ決まってないので、先に駅前施設の工事が始められている。
福井との県境も近い余呉では濃霧が発生している。折角乗りに来てるのに霧ではオジャンやんか。そう云えば霧のせいで冷水峠を乗り直した事もあったなぁ。霧の中では深い山合いの様に感じたけど、実際は土地の起伏は緩やかで峠の前後以外は住宅も多くてビックリした。(7:19)
結局霧は山間部のみの発生だったようで、日本海側に抜けると好天だった。
・・・・・・・・ -900M-638 米原
・米原 652-127M-741 敦賀
● 小浜線 ● 通学生で溢れる
近隣では昔一度乗ったっきりだった最後の国鉄-JR線区。平日なので928Mは通勤通学客で一杯。西敦賀駅では更なる乗車客があったが、粟野駅・気山駅では通学生・美浜駅では通勤客が多く下車して一気に空席が目立つようになる。そうこうしているうちに十村駅に到着。対向して来る927Mはサバ号+トラフグ号のラッピング編成だった。(927M+928M 十村 8:31)
車内が落ち着いたところで座席を観察。初期車は元々加古川線車輌と同じく1人掛け+2人掛け転換シートだったが、座席定員を増やすべく改造されて増備車同様となっている。
車体が3扉対応構造のため車輌中間部の転換クロスシートはピッチが広かったが、固定席に変更されて折り畳み椅子が設けられている。ちょっと窮屈そう。
さて車窓はと云うと、海に沿う箇所が少ないのが残念。(加斗海岸・蒼島 勢浜-加斗 9:07)
海に最接近するのは長井浜海水浴場附近。ひょっとしたら「はなあかり」が観光停車しているかもしれない。(加斗-若狭本郷 9:11)
● 舞鶴線 ● 一駅だけの乗車
思い立って隧道を撮ってみた。歴史ある煉瓦造りなので、積み上がった鈍い光の破片が重厚。(白鳥隧道 9:49)
坑口も立派。隣接する清道隧道と共に近代化産業遺産に登録されている。
⇨ 次篇に続く