気ままな 汽車好き

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懐鉄・北陸旅 万葉-富山編 (2022.10/1)

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ドラえもん 新能町 1650-1719 越ノ潟 1722-1809 高岡駅

 能町駅を出て北上、左へ曲がって氷見線の踏切を渡り県道244号線(能町停車場線)を歩くこと数分で初めての信号交差点に辿り着く。交差しているのは県道24号線(伏木港線)。そしてその県道の中央には富山地方鉄道とそっくりの電車:加越能鉄道・・・が走っていたなぁ。今は万葉線株式会社という第三セクターとなり体質改善が図られているのはご承知の通り。
 再訪問の主目的はルート変更した高岡駅近辺の乗車なのだが、折角なので全線も再乗車することした。旅程を組んでみると 上手い具合に「ドラえもん」編成に乗車できる事が判明。なかなか盛り沢山なプランやな。
 ボサッと20分強の乗換時間をただ待つ “すいてつ” ではない。越ノ潟行到着2分前に高岡行が通るのでしっかり写撃。何かいなと思ったら「獅子舞」ラッピングだそうな。少々遅れている。

 2分後に来るハズの「ドラえもん」は更に遅れてやって来た。それにしてもラッピングし甲斐のない電車やこと。なお電車はこれらMLRV1000形だけでなく従来車の7070形も元気よく活躍している。

 車内はかなりの混雑。「ドラえもん」なせいもあるが この日は「新湊曳山まつり」の日そのものだった。乗り合わせた乗客達はイラストやドラえもん人形を見つけては何かと賑やか。


 復路の途中で漸く空いたので、やっとゆっくり車内を観察することが出来た。遅れも終着までに取り戻せている。

● 富山 ● 高岡 1819-1837 富山 入場券購入時刻 18:53

 高岡駅に入場すると、能町駅で出会った「忍者ハットリくん」編成が停車してたので もいちど撮影。「忍者ハットリくん」て、やたらデカイ顔面にギョロリ目が強烈やったなぁ・・・あっ、実写版ね。

 「ドラえもん」編成と「忍者ハットリくん」編成の苦しい出会い。

 高岡から富山迄は近い。米原から寄り道を繰り返しながら北上した旅も終焉。あとは富山駅の懐鉄入場券を購入するだけ。
 ところが順調にはコトは進まなかった。2窓口開けていてた「みどりの窓口」は両窓口ともに手こずる客に対応中。焦ったがその2人以外はスンナリと行列を進め、先客8名に次いで入場券をGet出来たのは到着16分後だった。この間にも行列は伸びていたので、真っ先に「みどりの窓口」に急いだのは大正解。「みどりの窓口」は改札口左のセブンイレブンの向こう側にあり、少々判り難い。

 でもま これで北陸地区の懐鉄入場券は、何とかコンプやな。

● 帰途 ● 富山 1903-(とやま絵巻)-2004 金沢 2006-(しらさぎ66)-2201 米原 2211-

 富山19:03発に乗れなかった場合は次発で高岡まで行って新高岡まで歩き、新高岡2025-(つるぎ)-2038金沢2047-(サンダーバード)-2202敦賀2207-2257米原2300-・・・を考えていたが、間に合って良かった。だが時間の余裕は無い。急ぎセブンイレブンで食料を買い込みホームに上がると、3輌編成を示す乗車位置案内。何が来るのかと思いきや・・・(隣は「ひだ」のキハ85

 主張するラッピングに対し車内はそのまんま・・・ではなく、背刷りのモケットが各車のラッピングに合わせた図柄入りで色も異なる。乗車したクモハ413-3には「おわら風の盆」やカニのイラストが描かれていた。
 金沢からは「しらさぎ」の最終列車に乗車。9輌編成。やけに長い。

 鯖江NEWSのコンサートが開かれていたのだった。ガラガラだった自由席も8割くらいの乗車率に。

 「しらさぎ」66号は米原止め。多くの乗客が新幹線へと急ぐ。(こんな日くらい名古屋まで延長運転すれば良いのに。それをしないのは分割JR化の弊害なのか、合理的なのか・・・)

 琵琶湖線へ乗り換える乗客は僅かだった。フォロワーさんからはガチャコンの出庫編成の連絡ももらったので、終電までかけて近江鉄道を経由する必要もない。あぁ、良い旅だった。 <終>