気ままな 汽車好き

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魅惑の停留所探訪 in 敦賀 <3>旧北陸線を辿る

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敦賀のバスたち ●  字幕車健在

 敦賀のコミバスには福鉄バスも参加している。その中に見掛けた2台の字幕車。やっば見易いわ。

 ・中央線:運動公園東口行区間便) ・松原線:松葉町行(区間便)

 ・常宮線:立石行 ・松原線:松葉町区間便)

 常宮線はこの後乗車予定だが、途中停留所からなので念のため予め撮っておいた。なお、夏期の増発便。行先の上に経由地,下に英字があるので行先の文字が小さくなり、系統番号がやたら大きく見える。

 ・栗野沓見線:運動公園西口行 ・山公文名線:栗野公民館行区間便)
 この白LED車は行先表示のみ。⑧の系統番号は小さめ。

 ・菅浜線:白木行

 ありゃ? このバスだけが「ノンステップ」で他は「ノーステップ」。よう解らん。
 菅浜線はこの後乗車する常宮線同様敦賀半島の先端まで行く路線だが、美浜町区域である敦賀半島の西側を通るので、一日フリー乗車券で乗車できるのは関停留所までとなっている。何で系統番号(⑬系統)を出さないんだろう? こっちの白LEDには英字入ってるし、微妙に不統一。

 北陸新幹線のステッカー貼付け車と松本零士キャラクターのステッカー貼付け車。福鉄バス塗装だと後者のステッカーは埋没してまうな。

 見物の途中に現れたのは仮ナンバーのマイクロバス。数名が敦賀駅前で降りてきたが(送迎?)ええんかいな? それに京都ナンバーやし・・・

● ぐるっと敦賀周遊バス ● ショッピング&観光

 2ルートあるが買物するわけではないので観光ルートの方に乗車。周遊距離も長いし。なおこの線だけは先払いらしい。

 敦賀1330ー1358敦賀

 赤レンガ倉庫横にはキハ28。これ、南紀白浜アドベンチャーワールドで見掛けた車輌とちゃうかな?(実際そうだった)。後期型で現存車は少ないらしいが、 “すいてつ” は前期型の方が好み。何か、やたら「急行」の字が大きいような気がするンやけど・・・

 敦賀港側には旧敦賀港駅舎(再現)。鉄道資料館となっている。

 敦賀と云えば気比の松原も有名だが、その松原の中を走るのはこの路線のみ、最大乗客数はすいてつ含め17人。ほぼ観光客なので車内はまあ賑やかなこと。

● 愛発線 ● 旧北陸線を辿る

 愛発「あらち」と読む。旧北陸線を辿るルートだが行先にも路線名にも馴染みのある地名が出てこないので、ちょっと迷う。

 敦賀1500ー1537杉箸

 鉄道ファンには馴染みの深い地名はバス停には現れる。鳩原,疋田,曽々木,刀根(後述)。このバスを利用して行脚した “鉄” はおらんやろけど。

 愛発線の枝区間のひとつ、小河の集落。

 疋田から先は旧北陸線跡を走る。疋田~国道8号線~曽々木~県道140号線~宮前橋と進み、辿り着く先がもう一つの枝区間:刀根。小河との待合室のこの差。

 刀根に至る途中には小刀根隧道がある。往時の姿のままを残す鉄道トンネルとして日本最古。

 動画もご参考あれ ⇒

 終点杉箸は小さな山里。乗客数は “すいてつ” 含め最大で5人だった。

 笙の川には護岸が無いので素朴な川の流れを感じられる。なお道路標識の「11t」制限は標識の立つ箇所にある小橋のもので、手前の緑手摺りの橋とは無関係。

 バスは集落の向こうで折り返し、発車時刻間際に戻ってくる。

 いつものように、置き去りにされないか心配しながらのドタバタ撮影。

 復路の乗客は “すいてつ” のみだった。

 ・杉箸1545ー1618敦賀

⇒ 次篇に続く